34 d news paperと輪郭のd

以前から「dのブランド的存在が活動に邪魔」だと思ってきました。コラボレーションしたい人やブランドがあっても、dの色があることで敬遠されることが過去にありました。

ある意味においてブランドを目指していたので変な言い方ですが、ここにきて自分たちは「その土地の個性を伸ばしたり、再発見する手伝い」をしたいのであって、どんどんオリジナル商品を作り、dのシールを貼り、儲けたいわけではないということを、今回の中国への進出や杭州店の出店をめぐり、気づかされました。

私たちが中心になったブランド展開ではなく、僕らが考えている「その土地の個性・・・・・・」ということに同じく関心や活動を展開している人たちとゆるい輪郭を作る。しかし、全くそこに個としての個性、主張がないと公すぎて公共の平等性と区別がつかなくなる。緩やかな”考え方”のブランドのような存在を目指す。それには今よりももう少し、dとしての存在を消す。そこで1年前に考えたのが「輪郭のd」です。この話を松手帖にも書いてます役員合宿中に、同じく検討要素として改めて発表したところ「d47MUSEUMも、d design travelも輪郭じゃないか??」となり「そうだね」ということになる発見が・・・・・汗

どこかのタイミングであのdは輪郭になっていくと思うのですが、その前に今、作っている「d news paper」が、最初の輪郭になりそうです。社内のスタッフも「あれはなんだ??」と思っていると思うので、あえてここに書きました。dチェジュ店の建物には、この2つのdがつく予定です。