カリモク60 ロビーチェア モケットブラックの魅力

カリモクが初めて自社オリジナルの家具として作った〈Kチェア〉。それから6年後の1968年、より良い座り心地、重厚感を追求し、総張り椅子であるロビーチェアが開発されました。

日本の住宅は洋式化していき、多くの家に応接間が登場した時代、その応接間に置く家具として作られたロビーチェア。一般家庭にカリモクの家具を広めたいと売り出されましたが、次第に華美な応接セットに追いやられていきました。それからカリモク60としてデビューするまで、病院や官公庁など法人向けの需要に応えてきました。

1981年の総合カタログ。応接間に置く家具として提案されています。

 

そして、発売から廃盤になる事なく50年という節目を迎えた今回、東京店では人気のモケットグリーンと同素材のモケットブラックを期間限定で販売します。

 

【定番カラーと比べてみました】

モケットブラックは定番のモケットグリーンと比べるとより落ち着いた印象。写真で見た印象よりツヤ感が少なくマットな佇まい、レトロ過ぎないのも個人的に良しです。また、モノトーンカラーなのでお部屋に合わせやすく、主張も強くないので、部屋全体に馴染んでくれそう。ブラックはどうしても重くなりがちですが、手触りの良い優しい素材がそこをカバーしてくれています。

 

 

定番中の定番、ビニールレザーのスタンダードブラック。部屋においた時の印象はどちらも近いですが、大きな違いはツヤ感と素材感ではないかと思います。モケットの方はツヤ感はなく、より落ち着いています。その分グッと重みが増している印象ですが、スタンダードブラックにはない、どこか洗練されたかっこよさを感じます。また、柔らかいファブリックのモケット生地は、温かみのある素材なのでツヤ感もあり硬派なスタンダードブラックと比べると、ナチュラルな部屋にも合わせやすいと思います。座った時のひんやり感がないのも良いですね。

 

 

プレートも限定仕様になっています。

 

今回は、限定ロビーチェアと組み合わせて使いたい商品を紹介します。是非参考にしてみてください。

 

【+SFコンテナー】オリジナルのSFコンテナーは植物を置いたり、本棚として、そしてサイドテーブルにもなる優れもの。無機質感がロビーチェアにしっくりきます。また、オリジナルのクッションを、少し奥行きのあるロビーチェアに合わせてあげると女性の方はより座りやすいです。

 

 

【+LAUAN TABLE02】テーブルの高さは60センチとソファーに合わせやすい設計になっているLAUAN TABLE02。食事やテーブルでの作業にぴったりです。ラウンドのテーブルと相性が良く、金属脚で引き締まった印象。

 

 

【+カフェテーブル】こちらはKチェアに合わせて作られたオリジナルのカフェテーブル。もちろんロビーチェアにも合わせられる高さ60センチの設計です。1Fのダイニングでもこの組み合わせで使用しております。ひとり暮らしにぴったりのサイズ感ですね。

 

 

【+カリモク60リビングテーブル】ロビーチェアより誕生が早いロングライフ歴54年のリビングテーブル。雑誌を読む時、映画を観るときに合わせて使いたいアイテム。

 

東京店では、店頭にモケットブラックの1シーターを展示しております。(オットマン、3シーターもラインナップにございます)3月31日までの期間限定商品です。新生活に、そして長く使える定番のソファーをお探しの方、是非店頭で座り比べてください。

1シーター ¥73,980-
3シーター ¥145,260-
オットマン ¥30,780- ?全て税込

 

D&DEPARTMENT TOKYO ?03-5752-0120 ?(12:00-20:00/水曜定休)