COEDOクラフトビール醸造所見学レポート

東松山市にある「COEDOクラフトビール醸造所」へ見学へ行ってきました。

ここではd design travel 埼玉号のpeopleでキーマンとして取り上げられた株式会社協同商事コエドブルワリーの朝霧重治さんにじっくりとCOEDOクラフトビールがなぜ生まれたのかなどのお話から伺い、醸造所内も見学をしてきました。

 コエドブルワリーの始まりは1996年、川越の土地で芋農家として始まり循環式農業を始めたことからさつま芋と小麦の生産を始め、このふたつを生かせるものは何かと探った結果クラフトビール造りを始めたそうです。

今もCOEDOビールのラインナップにはさつま芋を使用したものがありますがその根本には埼玉県の農業という地盤があり、あくまで農業をデザインすることで生まれたビール作りであるのだと実感しました。なぜ朝霧さんがキーマンとして取り上げられたのかとても納得がいきました。

d design tlavel誌をしっかりと読んで理解したつもりでいたのに、やはり本人の生きた声でその歴史を聞くと文章で感じたものとはまた違う感動がそこにはありました。

 お話を聞いた後は醸造所の見学です。この建物は元は大手メーカーの研修所であったらしく大きなロビーや会議室、応接室、宿泊棟まであります。完全にリノベーションせずに元の雰囲気も生かしているところがとても興味深いです。

クラフトビールの醸造場はしっかりと見学ができるように整備されています。見学中も朝霧さんが色々なお話をしてくださりあっという間に時間がすぎてしまいました。

ちなみにここでは朝霧さん自らが校長先生となって開催する「COEDOビール学校」という見学ツアーもあるんですよ。ぜひ、クラフトビールってどんなもの?埼玉の農業を世界に広げたCOEDOビールを知りたい!という方にはオススメです。