味噌と豆腐はどちらも大豆から作られます。日本の食文化において大豆がいかに重要な存在であるか、こうして見るとよくわかります。今月も、献立のレパートリーを増やしてくれるような、簡単でもおいしい郷土料理を、週替わりでご紹介していきます。
〈第1週〉鹿児島「豚骨」＆愛媛「井伊商店・麦味噌」
提供期間｜3/5（金）- 3/11（木）
■鹿児島「豚骨」
あの西郷隆盛も好きだったというおもてなし料理。
豚のスペアリブを味噌と砂糖で煮込んでいます。
■鳥取「どんどろけ」
豆腐を炒める時のバリバリという音が
雷のようだと名付けられた、炊き込みごはん。
■佐賀「呉豆腐」
有田あたりではお盆に食べられるそう。
豆腐のにがりに対し、葛やデンプンで固めるのが特徴。
自家製です。甘いごまだれをかけて。
■大分「きらすまめし」
臼杵地方の方言で「きらす＝おから」「まめし＝まぶす」。
ヅケにした魚におからをまぶし、果実酢で味を整えています。
魚も大豆も無駄にしない知恵の料理。
■愛媛「井伊商店の麦味噌汁」
愛媛定食にも登場した麦味噌屋さんです。
麦の甘みは、コーンポタージュを思わせます。
〈第2週〉新潟「栃尾のあぶらげ」＆山梨「五味醤油・甲州味噌」
提供期間｜3/12（金）- 3/18（木）
■新潟「栃尾のあぶらげ」
長岡市栃尾でのみ作られる、巨大な油揚げ。
新潟のおかず味噌、“ふきのとう味噌” “神楽南蛮味噌”をつけて。
■大分「おらんだ」
フライパンで野菜がはじける音が、あばれる＝おらぶるように聞こえることから、
その名がついた郷土料理。麦味噌で夏野菜を炒めています。
■埼玉「ゼリーフライ」
小判形のおからコロッケ。
地元ではおやつ代わりにも食べられます。
■京都「てっぱい」
京のおばんざい。よく使うわけぎが調理の際に
パーンと音が鳴ることから“鉄砲和え”が由来。
■山梨「五味醤油の甲州味噌汁」
たっぷりの具材でけんちん汁仕立てに。
麦と大豆、2種の麹を使った味噌が山梨らしさ。
〈第3週〉愛知「味噌カツ丼」＆長野「井上醸造・米味噌」
提供期間｜3/19（金）- 3/25（木）
■愛知「味噌カツ丼」
「まるや八丁味噌」の豆味噌と、三州三河みりんを使った味噌ダレは、
愛知出身でなくてもやみつきになるはず。
■香川「まんばのけんちゃん」
豆腐をまるごと使い、香川の青野菜“まんば”といりこを入れて炒める。
豆腐に染みたいりこ出汁は、ごはんとも合う。香川ならではの郷土料理。
■高知「豆腐の梅酢漬け」
海のイメージの強い高知県ですが、実は全体の8割は山林。
山側の地域で作られる、梅酢に浸した豆腐料理。
■富山「よごし」
野菜を味噌で炒めて“よごす”ことから、その名がつきました。
家庭によって味が違う、富山の家庭料理。
■長野「井上醸造の米味噌汁」
長野県産の大豆と米を100％使用する、井上醸造の『豊穣』。
木桶でじっくり仕込んだ味噌は、旨味たっぷりです。
〈第4週〉沖縄「ゴーヤチャンプルー」＆愛知「まるや八丁味噌・豆味噌」
提供期間｜3/26（金）- 4/1（木）
■沖縄「ゴーヤチャンプルー」
野菜や豆腐を炒めた沖縄料理。
産地から遠く離れた昆布やかつお節が味の決め手に。
■宮崎「ぬたいも」
里芋の生産量が豊富な宮崎の家庭料理。
麦味噌と柚子胡椒が味付けのみそ。
■愛媛「こんにゃくみがらし」
麦味噌と辛子を使っているから、“みがらし”。
地元では、サメの湯ざらしや冷奴にかけて食べられます。
■京都「われゆばのおひたし」
うま味の強い“ゆう豆”を使った、美山ゆばのわれゆば。
乾物のため日持ちもして、汁物に入れるだけで使えます。
■愛知「まるや八丁味噌の豆味噌汁」
岡崎市で造り続けられている、豆麹を使った八丁味噌。
熟成期間も長く、うまみが強い。煮るほどにコクが出るのが特徴。
d&ドライカレーとd47食堂のアジフライ定食のほか、季節のドリンクやデザート、アイスやアフォガートもご用意しています。詳しくは以下よりご覧ください。
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〈店舗情報〉
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住所 東京都世田谷区奥沢8-3-2 D&DEPARTMENT内 1階
電話 03-5752-0120 定休日 火水
店内利用・テイクアウト 12:00-19:00（L.O. 18:00）
※平日15:00-17:00は、カフェメニューのみの提供となります。
※テイクアウトのご注文は終日お受けできます。
※お客様に安心してお過ごし頂けるよう、以下のような対策を取っております。
○間仕切りのない開放的な空間で換気を徹底
○席間の十分な確保
○入口にアルコール消毒を設置
○スタッフのマスク着用
※コロナ感染予防対策の一環として、Go To Eatチケットの受付を停止させていただいております。
