つづくをたべるレシピ 039 奈良「おくもじ」

「くもじ」とは塩漬けにした菜っ葉のこと。それをごま油で炒めて味付けしたのが「おくもじ」。奈良のまわりの県でも、乳酸発酵して酸っぱくなった古漬けは、炒め煮にして食べました。味わいの増す古漬けになるまで取っておく家庭も多いのだそうです。

━━━━━━━━━
材料
━━━━━━━━━
○塩漬け菜 500g
○赤唐辛子 1/2本
○ごま油 大さじ1
○醤油 大さじ1
○砂糖 大さじ1
○みりん 大さじ1
○酒 大さじ1.5
○水 1.5カップ
○白ごま 適量
○削り節 適量

━━━━━━━━━
作り方
━━━━━━━━━
1. 塩抜きした塩漬け菜を食べやすい大きさに刻む
2. 鍋にごま油と赤唐辛子を入れて火にかけ、香りが出たら1を加える
3. 少しくたっとなったら、調味料を入れて強火に
4. 白ごまと削り節を振り入れて、全体が馴染んだら、できあがり

━━━━━━━━━
メモ
━━━━━━━━━
*塩抜きは、塩漬け菜によって変わります。水に浸けて、ほどよい塩加減になるまで、30分~1晩かかることも。ちょっとしょっぱいかな、くらいで上げるのがちょうどいいです。