スタッフの商品日記 026 コットンガーゼストール

ふわふわの触り心地と軽さが心地よい一年中使える素材感

D&DEPARTMENTオリジナルで製作しているガーゼストールは、ストールの元となる綿100%の生地を織るところから始まります。織りあがった生地は染工所に出し、染め上げることで、綺麗な発色の風合いのあるガーゼストールが完成します。

コンパクトに見えますが、広げると2mの大判サイズで、ガーゼの透け感や風合いを感じられます。長さもあり広げて使えることにより、様々なアレンジでコーディネートに取り入れられます。


産地の特色を生かした商品開発をおこなうコーディネーター重松に、商品が生まれた経緯を聞いてみました。
「首にかけた時ボリュームはあるけれど、フワッとしていて軽い。そんなコットンストールを作りたいと考え、空気を織り込んだような織物ができるところを探しました。柔らかさが欲しかったので、甘撚りの糸を用い粗く織るガーゼ組織を選び、フワフワに織ってもらいました。
収縮率を計算し、織りあがった生地を裁断縫製した後、D&DEPARTMENTの染め直しのプロジェクト"d&RE WEAR"でもお世話になっている東京墨田区の川合染工場でオリジナルのカラーに染め上げてもらっています。」

つづく産業

ストールの生地を織ってもらっているのは、静岡県磐田市にある遠州ネットです。
遠州産地は豊かな水源と温暖な気候に恵まれ、大阪府の泉州産地、愛知県の三河産地と並ぶ日本の三大綿織物産地として栄えました。繊維産業が衰退していく中、遠州産地では、大量生産型で量を追った会社から倒産しましたが、古い機械を使いこなし「手仕事」にこだわる会社が今でも残り続けています。
遠州ネットが得意としているのは「からみ織り」で元々は遠州灘の漁網から生まれました。そこから昔ながらの技術を発展させ、細い糸で織ることで、カーテンやストール、服地など、様々な製品を開発しています。
繊細な生地のため、ゆっくりゆっくりと昔ながらの機械で丁寧に織られます。

お手入れ

洗濯の際は、手洗い、もしくは洗濯ネットに入れて洗濯機の手洗いモードで洗ってください。タンブラー乾燥は避けて自然乾燥にしてください。乾燥後は自然なシワが出るため、アイロンの必要もなく、そのままの風合いでお使い頂けます。

お気に入りのポイント(コーディネーター重松)

3枚を季節やコーディネートに合わせて使い分けています。夏の紫外線や冷房対策としても重宝しますし、そんなに寒くなければ冬でもボリュームがあるので、グルグル巻きにして使え、一年中手放せません。

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