わかりやすい音楽

ゲスト講師 坂本龍一

なんとなく知っている、けれど、その本質は意外とちゃんと知らない。そんな私たちの生活の基礎になる大切な「普通」を、毎回ゲストをお招きしてトークショースタイルで学ぶ「d SCHOOL」。これまで「サンタクロースって何?」「能って何?」「オーケストラって何?」「お出汁って何?」など、詳しい方をお招きし、改めてそうした長く続くことを知る勉強会を開催してきました。
今回のテーマは「音楽」。8年ぶりにアルバムを発表する音楽家の坂本龍一さんが先生です。
坂本さんと言えばYMOや映画音楽で数々の受賞をされる日本を代表する音楽家ですが、私たち生活者に向けて広く音楽について解説するCDブック「schola(スコラ)」は意外にもあまり知られていません。すでに16冊を数えるラテン語で「学校」という意味のその音楽全集は、「20世紀の音楽」「映画音楽」「エリックサティについて」「ロックとは」「クラシックとは」など、その出版はまさに長く続く素晴らしいことを伝える活動であり、「schola」を教科書に「d SCHOOL わかりやすい音楽」を企画したいと思いました。新しいアルバム発表の前日という日に講師をお引き受けいただきました坂本教授のそうした音楽の魅力や意味を伝える活動とともに、また、新しいアルバムに込めた思いとともに、改めて「音楽」とは何かを、みんなで考えてみたいと思います。
前半は私たちも探求する「ロングライフデザイン」をテーマにD&DEPARTMENTディレクターのナガオカケンメイと坂本さんの対談。後半は「schola」16巻を振り返って「音楽」の意味について教えていただき、最後は発表前日のアルバムを特別に本人に解説いただきながら、その制作背景を聞く、大変スペシャルな授業です。
今回の企画は「schola」の素晴らしい活動を「長く続く大切なこと」として一人でも多く人に継続して紹介したい私たちD&DEPARTMENTの考えに賛同頂いた坂本龍一さんとの共同企画です。これを機会に、坂本龍一さんの活動を感じる場所として様々に「音楽」の可能性や魅力を伝え続けられたらと考えています。

D&DEPARTMENT PROJECTディレクター
ナガオカケンメイ

わかりやすい音楽

日程
2017/03/28(火)
時間
18:30~20:30 (開場18:00)
場所
D&DEPARTMENT TOKYO Map D&DEPARTMENT TOKYO
参加費
12,180円(お好きな『コモンズ:スコラ』1冊 9,180円 + 参加費 3,000円)
定員
150名(全席自由)

●お申込み方法:WEB
●お問い合わせ:03-5752-0097(D&DEPARTMENT)

坂本龍一 RYUICHI SAKAMOTO

1952年東京生まれ。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年『YMO』を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞を、『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発を表明、音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行っている。2013年は山口情報芸術センター(YCAM) 10周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014年は札幌国際芸術祭2014のゲストディレクターとしてアート界への越境も積極的に行っている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1年に渡る治療と療養を経て2015年、山田洋次監督作品「母と暮せば」とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品「レヴェナント:蘇えりし者」の音楽制作で復帰を果たし、2016年には李相日監督作品「怒り」の音楽を担当した。
2017年春には8年ぶりとなるソロアルバムをリリース予定。