埼玉県全63市町村キーマントーク

「埼玉県全63市町村キーマン」は、熊谷市を拠点に飲食店を経営する加賀崎勝弘さんが中心になり、「熊谷圏オーガニックフェス実行委員会」「地域愛を育む推進協議会」「農からはじまる暮らし推進協議会」など官民と連携し、埼玉県内の全63市町村から一人ずつ、63人の地域の 「キーマン」を紹介する企画として立ち上がりました。

「規模の大小、有名無名に関係なく、街の為になっている人」として集めることで、希薄だった地域内での繋がりを生み出し、個々の活動を互いに勇気づける。まっすぐに未来を考える活動体です。

 

今回は連動企画として「埼玉県全63市町村キーマン」の中から6人のキーマンにお越しいただき、63市町村を実際に巡った、加賀崎さんが聞き手となり、2日間・全7回(7/16(土) 計3回/ 8/27(土) 計4回)のトークを会場からお届けします。(同日、インスタライブ配信も行います)

 

開催中は、どなたでもご自由に随時お聞きいただけます。

埼玉の今と未来を知る濃密な2日間。暮らしと仕事、街づくり‥興味をもったキーワードを入り口にぜひ、ご参加ください。

 

 

ー熊谷圏オーガニックフェス実行委員会 運営事務局/加賀崎勝弘さんよりー
地方に当たり前のようにデザイン性がもたらされた今、より大きな目線で地域社会をデザインしたのが「埼玉県全63市町村キーマン」となる。「埼玉県全63市町村キーマン」は、人を中心に有機的な繋がり(オーガニック)を広げる、継続的な活動だ。今回の埼玉はいわば「人にはまわりがある」展だ。なぜ、埼玉はこの「ものにはまわりがある展」で、なぜ、あえてものを扱っていないのか?キーマンとのクロストークから感じてもらいたい。

 


\インスタライブ配信します/

当日は、d47 MUSEUM instagramアカウントよりライブ配信も実施します!会場にお越しになれない方は、そちらからもご覧いただけます。(館内で開催のため、音声が聞き取りづらい場合があります。ご了承ください。)

?d47 MUSEUM instagramはこちら


 

 

◯8/27(土)のトークセッション

「d design travel 埼玉、その後」と題し、北本市、本庄市、草加市、さいたま市の新たなキーマンとともに、『d design travel 埼玉』発刊後の、埼玉県内での大きな動きをトークセッションで展開していきます。

 

【TALK 4】12:30-14:00/北本市
<ゲスト>
江澤勇介(北本市キーマン/暮らしの編集室・写真家)
安野里美(喫茶ケルン スタッフ)
荒井菜彩季(埼玉県北本市役所 市長公室シティプロモーション・広報担当)
会場では、喫茶ケルンの焼き菓子の販売もあります。合わせてお楽しみください。
協力:北本市
 
【TALK 5】14:30-16:00/本庄市
<ゲスト>
早川純、榎本千賀耶(合同会社本庄デパートメント)
花里陽介(本庄市キーマン/株式会社ハナファームキッチン)
 
【TALK 6】16:30-18:00/草加市
<ゲスト>
小嶋直、松村美乃里(つなぐば家守舎株式会社)
今井慶子(cafe CONVERSION)
中山拓郎(Organic farmer’s Store Chavi Pelto代表・organic都市農業家)
_橋浩志郎(草加市キーマン/草加市 自治文化部 産業振興課)
協力:草加市
 
【TALK 7】18:30-20:00/さいたま市
<ゲスト>
松原満作(さいたま市キーマン/手焼きせんべい三代目満作)
中島真紀子、三浦有紀子(cimai)
山田桜(マウンテンダチェリー)
宮本恭嗣(ハムハウス)
福田佐由実(Full Bloom Flower)
 

各回の聞き手:加賀崎勝弘(有限会社 PUBLIC DINER)

 

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下記よりアーカイブをご覧いただけます(インスタライブより)

◯7/16(土)のトークセッション

【TALK 1】14:00-15:00/キーマンから見た埼玉の「食のまわり」

【TALK 2】16:00-17:00/キーマンから見た埼玉の「場づくりのまわり」

【TALK 3】18:00-19:00/キーマンから見た埼玉の「クリエイターのまわり」

 

埼玉県全63市町村キーマントーク

日程
2022/7/16(土)・8/27(土)
時間
①7/16(土)14:00~19:00 ②8/27(土)12:30~20:00
場所
d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F) Map d47 MUSEUM
参加費
無料
定員
各回 10名 ※随時入退場可能

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

埼玉県全63市町村キーマン
埼玉県内での有機的な繋がりを生むための活動として2018年スタート。約2年の期間をかけ県内全域を取材。各市町村から1人ずつキーマンを選定し、全63本の動画も作成。様々な活動を通じ地域をデザインしていく進行中のプロジェクト。

▷詳しくはこちら
ものにはまわりがある展
「もの」の「まわり」と出会う14の旅
会 期:2022年5月16日(月)~9月19日(月祝)※水曜定休
時 間:12:00~20:00(最終入場は19:30)
場 所:d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
参加費:ドネーション形式(来場者が入場料を決める自由料金制)

「もの」にはそれを取り巻く「まわり」があります。流行や情報でものを購入する時代から、購入後にどんな暮らしがあるのか、どんな人と繋がれるのか、生産地の成り立ちや、原材料や製造工程などの「まわり」への関心が高まっています。また、その土地の「らしさ」と言われる、地域の個性や文化がながく続くためにも、「まわり」への視点が注目されています。
本展では、その土地らしいプロダクト、場所、食文化、活動を「もの」として捉え、その「まわり」を会場内で紹介するとともに、各地のキーマンとのツアーや勉強会など、現地へ旅して学ぶプログラムを実施します。実際に「もの」の「まわり」に出会う体験を通して、継続的な関係性が生まれる機会になればと思います。
▷詳細はこちら


◯8/27(土)のトークセッション「d design travel 埼玉、その後」
【TALK 4】北本市 「d design travel 埼玉、その後」
開催日程:2022年8月27日(土)
開催時間:12:30~14:00

<ゲスト>
江澤勇介(北本市キーマン/暮らしの編集室・写真家)
安野里美(喫茶ケルン スタッフ)
荒井菜彩季(埼玉県北本市役所 市長公室シティプロモーション・広報担当)
▷当日のインスタライブはこちら

協力:北本市
江澤勇介(北本市キーマン/暮らしの編集室・写真家)
言語化できない才能と実験と発見により、価値を生み出す活動家。
北本市を中心に写真家として活動しつつ、オルタナティブスペース「実験と発見 ツカノマ」の運営、マーケットイベント「縁側日和」「NEW HOLIDAY」の企画運営、北本市観光協会のイベントの企画運営などを行う江澤さん。まだこの世にないあったら嬉しいものを作り出すことが行動の指針になっているという。ゲリラ的に活動し縦横無尽に舞台を選ばず動き回る存在が、地域に新しい可能性を生む。現在、「シェアキッチン&シェアスペース「ケルン」「中庭」の二つのスペースを運営中。
安野里美(喫茶ケルン スタッフ)
1994年生まれ。埼玉県北本市出身。同市を拠点としたまちづくり会社「暮らしの編集室」が運営するレンタルシェアスペース「ケルン」にて、「喫茶ケルン」を担当。
また「森林セラピーガイド」として北本市観光協会に所属している。他、イラストレーター、ローカルwebメディア「&green」ライターなどの活動を通して、北本市の魅力を伝えている。
荒井菜彩季(埼玉県北本市役所 市長公室シティプロモーション・広報担当)
埼玉県本庄市出身。2012年から地元本庄市役所に7年半在籍し、区画整理事業・高校生プロジェクト・ふるさと納税を担当。2019年北本市役所に転職し、現在はシティプロモーションとふるさと納税を担当。中でも市民参加型ワークショップ「マーケットの学校」及び、北本市役所芝生広場で開催されている「&green market」に力を入れ、市民や民間団体とともに事業を進めている。上記2事業をまとめた企画で、令和4年全国広報コンクール、内閣総理大臣賞を受賞。


【TALK 5】本庄市 「d design travel 埼玉、その後」
開催日程:2022年8月27日(土)
開催時間:14:30~16:00

<ゲスト>
早川純、榎本千賀耶(合同会社本庄デパートメント)
花里陽介(本庄市キーマン/株式会社ハナファームキッチン)※プロフィール詳細はページ下部7/16開催分をご覧ください
▷当日のインスタライブはこちら
早川純、榎本千賀耶(合同会社本庄デパートメント)
合同会社本庄デパートメント 共同代表
働く、暮らす、つくる、学ぶ、遊び倒す。
埼玉県のはじっこ、本庄あたりの古い商店街を、たくさんの人を巻き込み遊び倒すクリエイティブユニット。
2021年11月、築100年超の元料亭を改装した拠点“WORK+PARLOR”(カフェ+コワーキングスペース)をオープン。空き地や空き家を複数利用した日常の延長にあるマーケットの運営、私設公園“本庄銀座GOOD PARK”の運営、移住者として移住相談にも乗りつつ、学生プロジェクト・創業支援や動画制作・グラフィックデザイン・建築設計・企画ディレクションなどをしています。
地方だけど、車に頼らない当たり前をつくる。本庄とそのあたりの市や町、県境をぼやかす。
外でクラフトビールが飲みたいときは、私設公園でビアガーデンをやる。
やってみたいことができたら、毎月のマーケットで実験する。
自分たちの暮らしが楽しくなることを、うまく公私混同して遊び倒しています。


【TALK 6】草加市 「d design travel 埼玉、その後」
開催日程:2022年8月27日(土)
開催時間:16:30~18:00

<ゲスト>
小嶋直、松村美乃里(つなぐば家守舎株式会社)
今井慶子(cafe CONVERSION)
中山拓郎(Organic farmer’s Store Chavi Pelto代表・organic都市農業家)
髙橋浩志郎(草加市キーマン/草加市 自治文化部 産業振興課)
▷当日のインスタライブはこちら

協力:草加市
小嶋直、松村美乃里(つなぐば家守舎株式会社)
2016年のリノベーションスクールをきっかけに小嶋直(ローカルアーキテクト)と松村美乃里(ローカルデザイナー)の二人でつなぐば家守舎(株)を設立。
2018年6月、「欲しい暮らしは私たちでつくる=DIO(Do it ourselves)」を合言葉に、埼玉県草加市の築35年のアパートをリノベーションした「シェアアトリエつなぐば」、2022年6月に2号案件として一箱本棚オーナー制度の図書館「さいかちどブンコ」をオープン。建築がただのハコモノにならないように、建物の設計だけではなく、運営アドバイザーとしてクライアントや想定利用者を巻き込んだDIYワークショップを行うなど、ソフトとハード両面での関わりを得意とする。
家守舎としては地域の暮らしに根ざした活動を軸に建築、古材利活用、グラフィック、ローカルメディアなど展開しており、2021年から無印良品東武動物公園駅前店シェアキッチン「みんなの台所」アドバイザー、2022年からは草加市主催の「わたしたちの月3万円ビジネス」運営。
「シェアアトリエつなぐば」は2021年グッドデザイン賞を受賞。
今井慶子(cafe CONVERSION)
陶芸家のアシスタントを経て、塗装業に従事しながらカフェ開業資金を貯め、2006年に地元草加市で、築60年の物件を自ら改装した『cafe CONVERSION』をオープン。その世界観と「ほっとけーき」をはじめとする人気メニューで草加を代表するカフェとなる。現在は本屋とライフスタイルショップを併設し、小規模複合施設として展開。2017年、リノベーションスクールをきっかけに出会った個人商店とともに、株式会社奏草舎を立ち上げる。駅前通りの遊休公共空間を事業化した『soso park』をオープンし、まちに表現の場を創出。自らもコロネスタンド『SOSOCAFE』をプロデュースしている。
中山拓郎(Organic farmer’s Store Chavi Pelto代表・organic都市農業家)
代々続く農家の5代目。東武スカイツリーライン草加駅から徒歩5分の場所でJAS有機農産物認証農場、オーガニックレストランJAS認証の有機認証を取得し、『人だけではなく、地球にもやさしい野菜作り』・『笑顔は美味しい野菜から』の2つをコンセプトに基づいた農業をしています。
有機認証の中で独自の栽培方法で年間約60種類以上の農産物栽培しミツバチと共生するナチュラル養蜂を実践。
大規模生産の単一作物を大量生産する農業とは異なり農場の広さは70aと大きくは無いでですが、都市の中で野菜を食べてくれるお客様や料理してくれるシェフ達と一緒に農場をデザインし、都市農業での野菜の価値を再認識していだだく事と世代を超えユニバーサルな人達が集い、畑が生活の中に溶け込めるような農場を作りながら、草加や東京都心部の中でオーガニックが身近にあり農ある暮らしが感じられる活動をしています。
髙橋浩志郎(草加市キーマン/草加市 自治文化部 産業振興課)
シビックプライドを育み続けるハイブリット公務員。
行政の職員として働きながら、街のためを自分ごととして考える高橋さん。市内の空き店舗を課題に地域経営課題の解決を目指し実践する「そうかリノベーションまちづくり」をきっかけに市内には既に9店舗が誕生している。人々の交流の場を創出することでまちの賑わいやまちへの愛着を増やし、まちの価値を上げていく。豊かな生活とは何か?を皆で考え実行していく。ビジョンを持って人を巻き込む、理想的なハイブリット公務員。


【TALK 7】さいたま市 「d design travel 埼玉、その後」
開催日程:2022年8月27日(土)
開催時間:18:30~20:00

<ゲスト>
松原満作(さいたま市キーマン/手焼きせんべい三代目満作)
中島真紀子、三浦有紀子(cimai)
山田桜(マウンテンダチェリー)
宮本恭嗣(ハムハウス)
福田佐由実(Full Bloom Flower)
▷当日のインスタライブはこちら
松原満作(さいたま市キーマン/手焼きせんべい三代目満作)
バイクロアが生み出す世界は、好きな事を仕事にする象徴であり夢。
バイクロアは大人も子供も楽しめる自転車運動会。2022年に第11回を迎える。実行委員会の松原さんはさいたま市で家業を継ぎ「手焼きせんべい三代目満作」を営む。元々都内のアパレル関係に勤めていた満作さんが地元に戻り、自転車仲間と少年時代に通った秋ヶ瀬に遊びに行ったことからバイクロアは生まれたという。純粋に何かを好きな気持ちが形になり、ファンを増やして大きくなった愛ある、自転車王国埼玉を代表し、全国に展開するイベントだ。現在、旧大宮図書館をリノベーションした施設『Bibli』にて、新たな活動が始まっている。
中島真紀子、三浦有紀子(cimai)
埼玉県幸手市にある姉妹で営むパン屋「cimai」 22年春 埼玉県さいたま市大宮区に cimaiがデレクションするパン屋「kico」をオープン 両店ともにできるかぎり安心安全な素材にこだわって パンをつくり、衣食住を提案している。
山田桜(マウンテンダチェリー)
2013年 L企画開業 2021年 合同会社L企画を設立 14歳の時、初めてのデートの為に祖母の長襦袢と自分が履いていたデニムを使ってバックを作った事がきっかけで、バック作りにハマる。 24歳 ユザワヤで4号帆布を初めて見る。 26歳 岡山県倉敷市産タケヤリのリング糸で織られた4号帆布と出会い、その美しさ、機能性にひかれ独学で帆布バックを作り始める。 27歳 渡仏。フランス生活の中で、汚れたら洗う、壊れたら直すと言う事が日常生活の中で当たり前にある事、モノを受け継ぐと言う事に感銘を受け、自分のバック製作にそれを取り入れ、洗えるバックのメーカーを立ち上げ、現在に至る。
宮本恭嗣(ハムハウス)
株式会社ENdesign代表取締役 ハムハウス株式会社代表取締役 さいたま市都市戦略本部行財政改革推進部PPPコーディネーター NPO自治経営 理事 東洋大学PPP研究センター リサーチパートナー 再開発コンサルティング会社在職中に東洋大学大学院公民連携専攻修了を経て株式会社ENdesignを設立。各地で公民連携の仕組みづくりやリノベーションまちづくりに取り組む。会社経営の傍ら2018年4月より現職。公民連携事業の企画立案や庁内の啓発に取り組む。(126文字) 2022年4月には、民間事業者として、Bibli(旧大宮図書館)内に地域・本・食のシェアプレイス「ハムハウス」を開業する。


◯7/16(土)のトークセッション
【TALK 1】キーマンから見た埼玉の「食のまわり」
開催日程:2022年7月16日(土)
開催時間:14:00~15:00

<ゲスト>
新井利昌(熊谷市キーマン/埼玉福興株式会社)
花里陽介(本庄市キーマン/株式会社ハナファームキッチン)
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新井利昌(熊谷市キーマン/埼玉福興株式会社)
農福連携で社会問題を解決する、卓越したビジョナリー

熊谷市妻沼で農業と福祉の連携を続ける「埼玉福興」。特にオリーブの栽培・加工ではOLIVE JAPAN 2016 国際オリーブオイルコンテストで金賞を受賞するなど高い評価を受けている。様々な枠を超えそこに集う人々が充実した仕事をできる場として、本来的な意味でのソーシャルファームを志向・実践している。埼玉福興が生み出す緩やかなサイクルはこれからの世の中で大きな役割を持つだろう。
花里陽介(本庄市キーマン/株式会社ハナファームキッチン)
美味しいの先を、生産者と共に考える飲食店

東京で飲食業に携わっていた花里さんが地元本庄に戻り野菜作りを経て始めたハナファームキッチン。味にこだわり手間暇かけて有機野菜をつくる生産者へのリスペクトを忘れず、ただ美味しい、のその先まで。世の中の食卓が良くなっていくように「食」の仕事に携わる責任を考え続けている。作る人から食べる人までを繋ぐ、職人気質のプロフェッショナル。


【TALK 2】キーマンから見た埼玉の「場づくりのまわり」
開催日程:2022年7月16日(土)
開催時間:16:00~17:00

<ゲスト>
浅見敦(越生町キーマン/オクムサ・マルシェ)
酒井菜法(三郷市キーマン/日蓮宗 長覚山 高応寺)
舘内大輔(加須市キーマン/Cucuri合同会社)
▷当日のアーカイブはこちら(インスタライブより)
浅見敦(越生町キーマン/オクムサ・マルシェ)
まっすぐ、清らかに奥武蔵の体験を提供し、人をつなぐ名人。

東京でデザインの仕事をしていた浅見さんは結婚後に地元越生に戻り、自然環境やゆったりとした時間の流れなど、奥武蔵の魅力を再確認した。人が集まる場所を作ろうと始めたカフェ「オクムサ・マルシェ」には近隣に移住してきた人々や地元の工芸作家、飲食店、同世代の仲間など多くの人が集う。越生周辺のおすすめ店舗を紹介するマップを作成するなど、越生の楽しみ方を提案しファンを増やしている。浅見さんの優しさが地域を包みこむ。
酒井菜法(三郷市キーマン/日蓮宗 長覚山 高応寺)
400年の歴史のある高応寺では年に2回ロータスガーデンマルシェというマーケットイベントが行われる。またある時はがんカフェの会場、ヨガスタジオにもなり、「ホタルの夕べ」では日本庭園に蛍が舞う。酒井さんは「ママ住職」ならではの視線と方法で、まちのお寺を現代にアップデートし、様々な人が集まる開かれた場を作り出す。地域に「お寺という拠り所」のある暮らしから、世界を救う。
舘内大輔(加須市/Cucuri合同会社)
本当に良いものを提供するため、走り続けることに恐れなく挑む

加須市の広大な田園風景の中にある古民家を改装した繭久里カフェ (くくりカフェ)。運営をするのがエシカルだ。カフェに限らず、低温乾燥させた杉材の販売、農泊や有機農業、農ある暮らしの提案、学校給食まで、有機的な拡がりを持って多くの課題に取り組んでいる。根幹にあるのは「本当にいいもの」を大事にしたいという思想。加須の環境を守りつつ地域の可能性を生かした豊かな暮らしの提案を続けている。


【TALK 3】キーマンから見た埼玉の「クリエイターのまわり」
開催日程:2022年7月16日(土)
開催時間:17:00~18:00

<ゲスト>
赤井恒平(飯能市キーマン/アカイファクトリー)
小田切知真(Saturday Factory)
▷当日のアーカイブはこちら(インスタライブより)
赤井恒平(飯能市キーマン/アカイファクトリー)
製作所の跡地を活用した作家と地域の交流が、街の文化を創り出す。

飯能駅のすぐ近くにあるAKAI FACTRY。実家の工場跡地を使って赤井さんが始めたこのシェアアトリエには、常時10組程度の作家が入居している。作っている人が身近に感じられるこの場所は作家やお客さんの溜まり場、交流の場となっている。シェアアトリエという言葉ではくくりきれない不思議な居心地の良さは赤井さんの作品とも呼べるだろう。
小田切知真(Saturday Factory)
サタデーファクトリー代表。
地域の素材と町の技術を用い、中山間地の飯能市でインテリアメーカーを運営。材木を生産する山間部、町工場が点在する平野部の中間的な立地を活かし、林業、製造業、建築業と横断的な思考で暮らしにまつわる品物を生産中。商品を企画するマーケター、製品を設計するデザイナー、製作するクラフトマン、PRや集客のセールス関係など、メーカーとして必要な職域を横断する2児の父。地場の木材で玩具を製作しているのはお父さんだから。普段の暮らしが製品開発の出発点。プロダクトの開発と流通によって欲しい未来をDIYしている。鹿児島大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了(都市デザイン研究室)。

【終了しました】
埼玉県三郷市のキーマン 酒井菜法さんの「写経と御守りの会」
日 程:2022/7/16(土)
時 間:12:00~15:30 ※所用時間 約30分(15:00最終受付)
場 所: d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
参加費:¥1,500(税込)
※随時受け付けています。

三郷市キーマンである高応寺住職・酒井菜法さんにお越しいただき、写経と御守りの会を行います。d47 MUSEUM 館内にて写経をした後、5種類の御守りからお好きなデザインをひとつ選び、写経を入れ、酒井さんより特別に祈願をしていただきます。
▷詳細はこちら
【参加募集は締め切りました】
山間に集まるクリエイターたちをめぐる旅
日 程:2022/9/3(土)
時 間:10:00~17:00 予定
場 所:埼玉県 飯能市/日高市
参加費:¥3,500(税込)

ものにはまわりがある展、特別プログラム。「埼玉県全63市町村キーマン」の飯能市キーマンであり、シェアアトリエも運営する「アカイファクトリー」赤井恒平さんとめぐる、飯能エリアのクリエイターたちの発想の源を探すバスツアーです。
▷詳細はこちら