D&DEPARTMENT埼玉店では、これまで自然栽培、新電力、水資源とロングライフに通じる本質的価値について学ぶ会を継続的に設けています。本質的価値の再学習は、埼玉らしさや埼玉らしいロングライフとは何か?などについて、永き時を経て脈々と続くことから共通点を発見することができると考えています。
会場となるパブリックダイナーが運営するゲストハウス「THE PUBLIC」では、ロングライフな醗酵食品について、日本のものだけでなく、隣国韓国の醗酵料理を深掘りし、両国の歴史的背景とともに長く続く裏には何があるのか?を「食」の観点から探っていく会を、宮廷料理人のご子息から学び継続的に開催しております。その土地や気候、文化の複合的要素がバランスよく融合し自然な形で私たちの生活の中に溶け込んでいく「食文化」には、埼玉らしさを発見するための視点が多くあります。
d design travel埼玉号には、埼玉出身の「本多静六」についてこのような記載があります。
「そんな本多静六が掲げた、大切な二つのコンセプトがある。それは、「独立自強」と「健康が一番大切」だという事。」
私たちも、何より、健康であることが、ロングライフデザインに繋がると考えています。
そして今回は、世界三大伝統医学※1の一つである古代インドから伝わるアーユルヴェーダを学びます。伝統医学とは、近代医学や現代科学が普及する前から存在しており、各民族や文化や伝統に根差し、古い歴史を持つ医学のことを指します。より健康に、いつまでも若々しくいるための生命の科学として5000年以上前に生まれ発展を繰り返すアーユルヴェーダの膨大な智慧を学ぶ第一歩として、誰にでも分かりやすく、簡単に日常に取り入れやすい「食」をテーマに、さらに、日本人である私たちにも馴染み深い、「日本食」と「スパイス」を組み合わせたワークショップを通じ、楽しくアーユルヴェーダを学ぶことができる会です。
今回はアーユルヴェーダの智慧と日本食を融合した「アーユルごはん」というテーマで活動されているアーユルヴェーダ料理研究家の三浦麻貴さんを講師としてお迎えいたします。
※1中医学(中国)、ユナニ 医学(インド・パキスタン亜大陸のイスラーム文化圏)
アーユルヴェーダには、健康人がより健康であるための「食」にまつわる教えが多く語られています。特に、健康な肉体に必要なものが適正な「消化力」。今回は、アーユルヴェーダが説く「消化力」の考え方や「消化力」を上げるためのスパイスについて学びます。今回登場するスパイスは、インド料理でもよく耳にする「ガラムマサラ」。ご自身でスパイスを調合し、「ガラムマサラ」を作ります。それをさらに、普段私たちが食べ慣れた日本食に取り入れるレシピを学びます。そして、お料理に使用する食材は埼玉産のものを使用します。
※上記は参考写真です。