卓上織機で織る「秩父絹のトラスマッタ・ブレスレット」作り

秩父に受け継がれる養蚕の歴史に触れ、絹織物や手織りの魅力を体感いただけます。

「秩父銘仙」は現在国の伝統工芸品にも指定されている絹織物でそのルーツは、規格外の繭から作り出し野良着として使用していた「秩父太織」という絹織物です。

「秩父の森林資源のもののまわり」等で一緒に活動をした、秩父産木材や古民家の廃材を使用した木工品を作る「ツグミ工芸舎」では木工品の制作を通じて地元秩父を盛り上げていくため「森画(モクモクキカク)」としての活動も行っています。
その一つとして手織りの面白さをより多くの人に体験してもらえるように地元産木材を使用した卓上織機「ORICCO」を秩父太織の職人である北村久美子さんの監修のもと作成しました。

通常卓上の織機では基礎である平織しかできないものが多く、柄織を行える織機は小さくても畳半畳ほどの大きなものしかありませんでした。「ORICCO」はA3サイズほどの持ち運びのできるサイズでありながら織りの基本から複雑で高度な技術(図案組成)までの実践ができる唯一の卓上織り機です。

今回のイベントでは、森画の足立由美子さんを講師に「ORICCO」を使用し、特別に「秩父太織」の販売規格外の生地を分けていただき、この生地を裂き糸にして使用し手織りの体験を行います。
今回の体験では秋冬の時期にぴったりな「トラスマッタ・ブレスレット」を制作いたします。

また本イベントに参加の方には25日に開催するオンライントークイベントにも無料にて招待致します。織物の原材料である絹糸になる繭の生産について現在も秩父の地で代を継ぎ続ける数少ない養蚕農家の久米悠平さんから養蚕について学ぶオンライントークイベントです。

埼玉に住む人でもまだまだ、この地で養蚕が行われ素晴らしい手織りの絹地が作られていることは知られていません。ぜひこの機会に養蚕の今について学び、秩父の素晴らしい絹地に触れ手織りの面白さを体験してみませんか。

卓上織機で織る「秩父絹のトラスマッタ・ブレスレット」作り

日程
2021/9/26(日)
時間
①11:00~13:00 ②15:00~17:00
場所
THE PUBLIC Map 埼玉県熊谷市手島215
参加費
¥5,500(税込)
定員
各回4名

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:048-580-7316(洋食喫茶PUBLIC DINER、d埼玉店共用回線)

わかりやすい秩父の絹と織
卓上織機で織る「秩父絹のトラスマッタ・ブレスレット」作り
<11:00~13:00>
2021/9/26 11:00~13:00
申し込みはこちらから
わかりやすい秩父の絹と織
卓上織機で織る「秩父絹のトラスマッタ・ブレスレット」作り
<15:00~17:00>
2021/9/26 15:00~17:00
申し込みはこちらから
d SCHOOL わかりやすい秩父の絹と織
ーオンライントーク 秩父の養蚕の今ー
2021年9月25日(土)10:00~11:00

現在も秩父市内で養蚕農家を代を継ぎ続けている久米悠平さんから養蚕がそのように行われているのか養蚕の現場からオンラインで繋ぎお蚕から繭になるまでの経緯や養蚕の現場についてお話を伺います。
卓上織機で織る「秩父絹のトラスマッタ・ブレスレット」作りに参加の方は無料にて特別にご参加いただけます。ぜひトークイベントと合わせご参加ください。
オンライン会議サービスZoomを使用します。

イベント詳細はこちら
【イベント会場 THE PUBLIC】
「THE PUBLIC」とは、「農ある暮らし」をテーマに、農泊をベースとした文化的なサロンです。
荒川の土手を背負い、気持ちの良い風が吹く場所で、宿泊や農業体験などを中心として、 トークイベントやワークショップ、アトリエとしての機能も内包した空間を作ります。 常に何かしらの活動が生まれていくような、新しい情報発信を行なっていく場所です。
詳細はこちら
卓上織機で織る「秩父絹のトラスマッタ・ブレスレット」作り

森画/モクモクキカク 足立由美子

地元材製の木の玩具(TUMICCO)や卓上織機(ORICCO)のプロデュースとワークショップ企画。「秩父」がご縁で得た方々からのご協力を源として活動中。