わかりやすい和紙

和紙はどのようにしてできるのか、どんな素材から出来るのか。和紙造形作家の森田千晶さんに、小川和紙についてのお話を伺いながら、和紙が出来上がるまでを学びましょう。

今回は、和紙の原料となる楮(こうぞ)の皮を削り、ちりとりをし、繊維を叩いてほぐしてから、紙を漉くまでを体験していただきます。当日は植物や布など、ご自身で一緒に漉き込みたい素材をお持ちいただければ、自分だけのオリジナルの和紙を作ることも。一枚の和紙が出来上がるまでには、たくさんの工程があり、ひとつひとつが美しい和紙を漉き上げるのに大切な作業です。

 

森田さんは、ご自身で和紙の原料となる楮を育てながら作品を制作すると共に、毎年冬には有志を募り、楮の刈り取りから皮剥きまで行う「かしき」という作業を通して、小川和紙の技術を伝える活動も行なっています。身近な素材の成り立ちを、ぜひ一緒に学びましょう。

 

※A4サイズの和紙を3枚程制作していただけます。

※当日、皆さんに漉いていただいた和紙は乾燥後、後日お渡しとなります。(当日、d47店頭お渡し・郵送(着払い)からお選びいただきます)

※小学校低学年のお子様が参加される場合は、保護者様の同伴をお願いいたします。(お申込は1名枠となります)

 

 

わかりやすい和紙

日程
2021/7/10(土)~7/11(日)
時間
7/10(土)12:00~14:00 7/11(日)15:30~17:00
場所
d47 design travel store(渋谷ヒカリエ8F) Map d47 design travel store
参加費
¥6,600(税込)
定員
各回6名

●お申込み方法:Web/店頭/お電話

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

※状況によっては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむをえず中止させていただく場合がございます。

※小学校低学年のお子様のご参加は、保護者様同伴にてお願いいたします。

●持ち物:エプロン(必要な方は)、和紙に入れたい素材(布、糸、植物など。※水に溶けるもの、立体物はNG)

d SCHOOL 森田千晶さんに学ぶ
(1)わかりやすい和紙
2021年7月10日(土)12:00~14:00
申し込みはこちらから
d SCHOOL 森田千晶さんに学ぶ
(2)わかりやすい和紙
2021年7月11日(日)15:30~17:30
申し込みはこちらから
d47 MARKET「森田千晶の和紙」
会期:2021年6月24(木)~7/27(火)
場所:d47 design travel store(渋谷ヒカリエ8F)
時間:12:00~20:00(最終日は17:00まで)

1300年以上前から手漉き和紙の代表生産地とされてきた埼玉県小川町。和紙造形作家として活躍する森田千晶さんは、小川町で和紙作りを学び、古いアパートを改装した工房「アトリエ線路脇」で活動しています。森田さんの作品は、『d design travel 埼玉』の表紙にもなった「鳥かご」を中心に、「すかし和紙」という独自の技法でレースのような繊細な模様を表現しているのが特徴。今回はポストカードやA3判の作品から、これからの季節に活躍するうちわ、扇子などもご紹介します。

詳細はこちら
わかりやすい和紙

講師:森田千晶

和紙造形作家。女子美術短期大学造形学科を卒業後、アクセサリーデザイン会社を経て小川町和紙体験学習センターにて講座を受講。その後同センターに勤務。海外でも紙漉きのデモンストレーションを行うなど日本の和紙を伝えるために活動。現在は坂戸市で二人の作家とともにアトリエ線路脇を構え、様々な作品の創作活動を行う。

 

http://senrowaki.com