長く続く「もの・こと」を、わかりやすく学ぶ勉強会「d SCHOOL」。これまでにオーケストラや落語など、知っているようで知らない様々な文化を取り上げてきました。
今回、D&DEPARTMENT TOYAMAで取り上げるテーマは「演劇」です。
映画や音楽と比べると、難しいイメージのある演劇。しかし、古くはギリシャ時代から人々を魅了し続けてきたとてもロングライフな文化です。そして、富山は、世界的演出家・鈴木忠志氏主宰の劇団SCOT(Suzuki Company of Toga)の拠点がある地でもあります。SCOTは、毎年8月下旬から9月上旬にかけて、演劇の祭典「SCOT サマー・シーズン」を開催し、世界各地から演劇ファンが訪れます。
今回のd SCHOOLでは、この年に1度の演劇の祭典の前に、演劇のこと、SCOTのことを学ぶトークイベントを開催。ゲストにお招きするのは、SCOTのマネージングディレクターである重政良恵さん。そして聞き手は、昨年初めてSCOTを観劇した演劇初心者・D&DEPARTMENT TOYAMA 店長の進藤仁美です。
トークイベントでは、「なぜ演劇は2000年以上もの間、人々に愛されてきたのか?」「なぜ、人口500人の山間の村・利賀村に、世界的な演劇の拠点を作ることができたのか?」といった疑問を、長く演劇に携わる重政さんに教えて頂くだけでなく、「役者の独特な歩き方・話し方にはどんな理由があるの?」「音楽の選曲や衣装に込められた意味は?」等々、演劇初心者の素朴な疑問にも、お答え頂きます。
初めて演劇を見る方や、一度見たけれどよく分からなかったという方も、重政さんのお話をきっかけに、演劇を楽しみ方を見つけましょう!