わかりやすい組紐

「組紐」はその名の通り、細い糸の束を組み合わせてつくられる伝統工芸です。縄文土器に縄でつけた文様があるように、その当時から日本の暮らしの中で使われてきました。仏教の伝来で実用的な技術として広まり、仏具や巻物、武具、茶道具、帯締めなど、時代によって形を変えて使われてきましたが、現在は和装離れが進み、組紐に触れる機会が少なくなりつつあります。そこで、京都府宇治市の「昇苑くみひも」では、帯留めや神社仏閣などの飾りはもちろん、ジュエリーやファッション、インテリアなど、現代の生活に合わせた新しい組紐の役割を考えたものづくりがされています。今回のワークショップでは、その「昇苑くみひも」から中村新さんにお越しいただき、「しゃか結び」という技術を用いたブレスレットづくりを体験していただきます。

わかりやすい組紐

日程
2018/7/21(土)
時間
①11:00~12:00 ②14:00~15:00
場所
D&DEPARTMENT KYOTO Map D&DEPARTMENT KYOTO
参加費
2,000円
定員
各回4名

●お申込み方法:Web/店頭/電話
●お問い合わせ:075-343-3217(D&DEPARTMENT KYOTO)

今回体験していただく「しゃか結び」は、平安時代ではボタンの代わりに服の留め具として使用されていた結びの技術です。美しくありながら緩みにくい結びで、お釈迦様の螺髪(らほつ)に似ていることから縁起の良い結びとされていました。このような組紐に込められた先人の知恵と古来から続く文化を、実際に組紐に触れ、ブレスレットを作る体験を通して感じてほしいという想いで、今回企画をいたしました。

昇苑くみひも

1948年、京都府宇治にて創業。一本ずつ職人が手で組む「手組(てぐみ)」と、約50年前に導入した製紐機(せいちゅうき)を用いた「機械組」の二つの技法を両立し、紐作りを行う。和装離れが進む現代においても、より多くの方に組紐を使って頂けるように、帯留めといった昔ながらの和装小物の製造と同時に、ジュエリーやインテリアといった新しい組紐の形も探求し、製造している。