d SCHOOL「 わかりやすいだし」

「だし」のとり方を学び、普段使っている味噌でお味噌汁をつくる

大阪で創業百年余りつづく、昆布専門店「こんぶ土居」さんを講師でお招きし、だしの正しいとり方と昆布について学ぶワークショップを行います。

 

日本は、古くから伝統的に昆布を使う唯一の国であり、日本の食文化のなかで、だしは欠かせない要素です。そのだしの味を土台をつくるのが昆布の役割で、昆布のもつ「うまみ」によってあらゆる料理を美味しくします。しかし、現代においては食の洋風化や顆粒だしなどの普及により、だしを自分でとってごはんを作る機会が減ってきている現状があります。

 

本当のだしの味はどんな味なのか、そしてだしが持つ栄養や魅力はどこにあるのかを知るため、今回は私たち日本人の生活で最も身近なお味噌汁を通して、だしや昆布の基本的なことを学びます。この会を通じて、本当のだしを日常の食生活に取り入れ続ける習慣を身につけていただけたら幸いです。

d SCHOOL「 わかりやすいだし」

日程
2020/3/15(日)
時間
16:30~18:00
場所
D&DEPARTMENT KYOTO 食堂
参加費
¥4,500(税込。お食事と手土産付き)
定員
8名

●お申込み方法:WEB
●お問い合わせ:075-343-3215(京都店食堂)

・ご自宅で普段使っているお味噌をご持参ください。
(※約20g程度お持ちください。すでにだしが入っている「だし入り味噌」以外のものでご用意下さい。)
・お洋服が汚れる作業は行いませんが、気になる方はエプロンをご持参ください。

【タイムスケジュール】
16:15 受付開始
16:30 スタート
    ・土居さんによる昆布とだしのお話し
    ・土居さんによる出しとりの実演
    ・種類の違うベース(①水②顆粒だし③だし)で作るお味噌汁の飲み比べ
17:20 土居さんのレシピでつくる「ロールキャベツ定食」をみんなでいただく
   →土居さんの昆布を使った「和風ロールキャベツ」がメインの他、出しがらを使ったレ
   シピで作る定食をご用意します。土居さんを囲んで、みなさんでいただきましょう!
   (少し早めの夜ごはんだと考えていただけたらいいかと思います)
17:55 アンケートの記入/手土産のお渡し
18:00 終了

ご自宅で普段お味噌汁に使っているお味噌をご持参ください
今回は、だしを使ったお料理の中で私たち日本人に身近であるお味噌汁を飲み比べて、出汁のことを知っていただきます。

普段、ご自宅で作っているお味噌をお持ちください。
(ただし、すでにだしが入っている「だし入り味噌」以外の味噌をご用意下さい。)

①水、②顆粒だし、③天然だし(昆布とかつお節からとったお出汁)の3種類で作るお味噌汁にどんな味の違いが出るかを飲み比べながら、だしを学びます。
昆布とかつお節のお土産をお渡しします
d食堂の料理に、だしは欠かせません。定食のお味噌汁はもちろんのこと、おうどんや小鉢などあらゆるところにだしを使用しています。

その食堂で使うだしの基本となる、「こんぶ土居」さんの昆布と、東京のかつお節問屋「タイコウ」さんのかつお節を、手土産にお渡しします。

この会で学んだことを、是非ご家庭でもだし取りを実践してみてください。
こんぶ土居さんの「ロールキャベツ定食」をいただきます
会の最後には、土居さんの昆布を使った定食をお召し上がりいただきます。

〈献立〉
・昆布で作る「和風ロールキャベツ」
・だしがら昆布とおあげの炊いたん
・だしがら昆布のふりかけごはん
・お味噌汁

ご自宅でも作れるように、レシピも一緒にお渡しします。

 

 

 

 

 

d SCHOOL「 わかりやすいだし」

「こんぶ土居」土居 純一

1903年創業、大阪の空堀商店街に店を構える老舗昆布屋「こんぶ土居」の4代目。北海道に自ら赴き昆布の収穫を行うほか、漁師の後継者の育成や小学校での食育活動を行うなど、次世代に向けての取り組みも行う。昆布の製造、加工のほとんどを自社で行ってる。