2020年1月30日(木)~2月25日(火)
びわ湖真珠の生産地である琵琶湖は、近畿地方の水がめとなっており、滋賀県のシンボル。鹿児島にとっての桜島のような存在として愛されています。1970年代をピークに、琵琶湖では淡水真珠の養殖がさかんに行われていました。淡水真珠は、貝が育つまで3年、真珠が育つまで3年という長い期間を要す為、真珠層が厚く、美しい照りを持つ真珠にそだちます。海外で珍重され輸出が中心だったびわ湖真珠は当時、国内に出回ることはあまり有りませんでした。その後水質の問題などからびわ湖真珠の生産量は激減し、市場は中国産のものに取って替わられます。しかし養殖技術を代々守ってきた生産者や、神保真珠商店のようにびわ湖真珠の魅力を語り伝える努力によって、本来のびわ湖真珠の魅力が評価されています。びわ湖真珠の最大の魅力は、一つとして同じ物がない色と形。「生き物」であることを感じさせる有機的な存在で、身に着けるごとに愛着か増します。経年劣化もしにくく、気軽に長く付き合える天然のジュエリーをぜひ日常の装いに取り入れてみてください。
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