石川県 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

3月13日(土)から始まる特集では、「d47 MUSEUM SELECT」として渋谷ヒカリエにあるd47 MUSEUMで開催された展覧会の出展者をご紹介します。今回は、2012年に開催された「47 accessories -47都道府県のアクセサリー展-」から、石川県の漆工芸大下香仙工房の「Classic Ko」の蒔絵のジュエリーを取り上げます。

 

蒔絵とは、漆で文様を描き、乾かないうちに上から金や銀などの粉を蒔いて定着させ、さらに漆で塗り込み、何度も磨き上げる日本独特の加飾の技術です。漆工芸大下香仙工房は、蒔絵の代表的な産地である石川県加賀市にて、125年以上にわたりその技を伝えてきました。「Classic Ko」は5代目の大下香征さんが、伝統的な蒔絵の手技を駆使しながらも、 現代の感性によって継がれる独自のミックス感覚を持った「美しさ」をコンセプトに、2008年に立ち上げたブランドです。

 

今回の特集では、「Classic Ko」のピアス、イヤリング、リング、ネックレス、ブローチ、バングル、ネックレス、など様々なジュエリーをご紹介します。

 

会期中には、蒔絵を体験していただくワークショップも開催予定です。富山での初のご紹介となる「Classic Ko」。ぜひ店頭にて実物をご覧になりにいらしてください。

 

石川県 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

日程
2021/3/13(土)~4/2(金)
時間
11:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT TOYAMA Map D&DEPARTMENT TOYAMA

●お問い合わせ:076-471-7791(富山店)

蒔絵・螺鈿でつくるアクセサリー ワークショップ
漆工芸大下香仙工房5代目、「Classic Ko 」のブランドディレクターである大下香征さんから蒔絵・螺鈿の基本の技術を教えていただき、自分だけのアクセサリーを作ります。

<日時>
3月27日(土)①10時~12時/②15時~17時(各回4名)
詳細・お申し込みはこちら
石川県 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

Classic Ko / 大下香仙工房

Classic koは自然の輝きが美しい白蝶貝やパール・半貴石などの天然素材に、蒔絵や螺鈿・卵殻といった丹念な手仕事によって仕立てられる漆芸の表情を合わせることで生まれる美しいジュエリーを制作しています。モノを通じて素材の魅力を感じる作品は唯一無二の美意識。世代を超えて末永くお楽しみいただけるアイテムを作り続けています。

WEB/http://www.classic-ko.jp
Online shop/http://www.classic-ko.net

石川県 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

大下香征

蒔絵師・伝統工芸士・ブランドディレクター

1972年 神奈川県生まれ。グラフィックデザインを学んだ後、結婚を機に石川県加賀市に移住し漆工芸大下香仙工房(大下宗香)に蒔絵を師事。茶器・棗などの蒔絵装飾を習得する傍ら、木彫作家活動も行う。2008年蒔絵ジュエリーブランド[Classic Ko]を設立。漆・蒔絵という日本の手業と天然素材を用いて、人と伝統工芸の新しい関係性をカタチにしている。