うなぎの寝床「久留米絣の現代風もんぺ」

久留米絣の魅力を体感できる、うなぎの寝床の「現代風もんぺ」

元来、炭坑夫のワークパンツであったアメリカのジーンズが普段着として広まったように、もんぺも農作業着から日常着として変化していく可能性があるのではないかと、現代風にかたちをアレンジしたのがうなぎの寝床の「現代風もんぺ」です。この「現代風もんぺ」は、自分達が暮らす福岡に伝わる「久留米絣」をみんなが普段着として、自然に身にまとうきっかけを徐々に増やしていこうという、うなぎの寝床のおもしろい試みでもあります。

今回は普段D&DEPARTMENTが定番として扱っているもんぺやMONPE FROM LIFESTOCKとは違う、うなぎの寝床が久留米絣の織元から生地を買い付けて作る「現代風セレクトもんぺ」が、ずらりと約120種類並びます。都度、仕入れを行なってつくられるので色柄も様々、一点物も多いのでお早めに。

うなぎの寝床「久留米絣の現代風もんぺ」

日程
2018/8/2(木)~10/2(火)
時間
11:00~20:00 ※水曜定休
場所
D&DEPARTMENT FUKUOKA Map D&DEPARTMENT FUKUOKA

●お問い合わせ:092-432-3342(D&DEPARTMENT FUKUOKA)

<知ったら楽しい久留米絣の「柄」のはなし>

久留米・八女・広川・筑後を中心に発展してきた伝統工芸である久留米絣。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を括り(くくり)・染め、できる模様は古典的なものから、現代的なものまで幅広くあります。それぞれの工房で特徴があり技術と得意とする分野は多様です。柄の種類をすこし知っておくと「あー、これは縦絣だね。いいね。」なんてちょっと評論家になった気分で「もんぺ」選びをより楽しめますよ。

 

経絣(たてかすり)

経糸(たていと)を括って絣糸をつくり、柄を織り出します。幾何学的な模様を表現することが多く、典型的な柄としては「矢絣」があります。

 

緯絣(よこかすり)

花柄や風景など曲線を活かしたやわらかい柄をつくるときは、緯糸(よこいと)を括って絣糸をつくり、柄を織ります。

 

縦緯絣(たてよこかすり)

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を括り、柄を織ります。柄合わせが難しく、熟練の技術が必要となる絣。典型的な柄としては「十字絣」があります。山笠の法被などもほとんどが縦緯絣。

 

文人絣(ぶんじんかすり)

一般的に男絣と呼ばれる、とても柄の細かい絣。括りではなく織締という方法で絣糸を作るのが特徴です。物書きが好んで着用することが多かったので文人絣と呼ばれました。

うなぎの寝床

福岡県八女市を拠点に「九州・筑後のものづくり」を発信するアンテナショップ。地元の魅力的な物を、作り手のことや、使ってみた実感を伝えながら展示・販売。修理対応ができるように、商品の仕入れは「車で1日で行ける範囲」の場所で行う。

うなぎの寝床 白水高広

うなぎの寝床の代表白水高広さん。「家にある絣で、自分でモンペをつくりたい」という声を受け、白水さんは現代風モンペの型をデザインし商品化。商品のことはもちろん、それをつくる人のこと、その人の癖までを知り、福岡県八女市を拠点に文化や情報を発信しています。