岩手 浄法寺の漆器

岩手県二戸市は国産漆の一大産地です。浄法寺の漆は漆の自給率がわずか3割の日本で、その約7割を占める全量が二戸地域で採取されています。重要文化財の修復に用いられ手に入れることが難しくとても貴重です。

15年育てた1本の漆の木から採取する漆は約200グラム、牛乳瓶1本分と言われています。滴生舎で作られる漆器のほとんどが、下塗りから上塗りまで浄法寺の漆を使っています。

漆は使っていくうちにツヤが増し、溜色は透け感もでてきます。手に口にしっとり吸い付くような感触は漆ならでは。修理をすることで長く使い続けることができます。期間中は漆の魅力をより多くの方に知ってもらうために実際に漆器で試飲をお出ししたり、家庭でも取り入れやすい商品をベースに活用方法や御手入れ方法などご紹介します。

岩手 浄法寺の漆器

日程
2019/12/27(金)~1/28(火)
時間
10:00~20:00
場所
D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA Map 鹿児島県鹿児島市呉服町6-5 マルヤガーデンズ4F

『漆器で新年のふるまい』
2020年1月2日(木)、1月3日(金) 10:00~20:00
2020年の初売りにて、鹿児島の焼酎やお茶を浄法寺の漆器でお出しします。実際に漆器をお試しいただきながら、新年のお買い物をお楽しみください。

「漆器を使ってお雑煮を食べよう」
鹿児島県阿久根市でウルメイワシなどの海産物製品を製造している下園薩男商店が運営するイワシビル 工場長の大薗勇樹氏をお迎えして鹿児島ならではの焼エビを使ったお雑煮の作り方を教えていただきます。レシピを学んだ後は実際に漆器で召し上がっていただきます。また期間限定にて焼エビの販売も行います。

2019年12月28日(土)①11:00~ ②13:00~[1時間程度]        
参加費:1,000円 定員:各回8名【事前予約制】

※※事前に予約が必要です。
鹿児島店店頭またはお電話(099-248-7804)にてお申し込みください。


岩手 浄法寺の漆器

下園薩摩男商店

鹿児島県阿久根市で、ウルメイワシの丸干しなどの海産物製品の製造などを行う。拠点となる「イワシビル 」はお土産ショップ、加工工場、ホステルがあり、実際に見学や宿泊ができる。