祇園ない藤のJOJO

京都祇園で生まれた、ビーチサンダル「JOJO」

京都祇園で140年余りの歴史を持つ老舗草履店「祇園ない藤」が提案するビーチサンダル「JOJO」。「JOJO」は「近代草履=ビーチサンダル」。日本の伝統的な履物を原型に、普遍的な形のまま、現代人に合う素材感、修理可能なつくり、ファッション性、を兼ね揃えた、まさに私たちが考える「ロングライフデザイン」の新しい履物のカタチです。今回は、鼻緒・前ツボ・ゴム底の組み合わせ20種類のサンダルをご用意。またD&DEPARTMENTオリジナルの「JOJO FROM LIFE STOCK」は鼻緒が別珍の特別仕様。昔から別珍は、草履や下駄に使われており、足当たりを重視して考えると、手触りがやわらかい起毛素材の別珍がやはり最適のように思われます。ぜひ、両方履き比べてお選び下さい。

祇園ない藤のJOJO

日程
2018/6/7(木)~7/30(月)
時間
11:00~20:00 ※水曜定休
場所
D&DEPARTMENT FUKUOKA Map D&DEPARTMENT FUKUOKA

●お問い合わせ:092-432-3342(D&DEPARTMENT FUKUOKA)

<JOJOの6つの特徴>

 

指股が痛くなりにくい「前ツボ」

印象的な形の前ツボは、指肢にぴったりとフィットして力が入りやすい構造で、これまでのビーチサンダルにあった「長く履くと疲れる」という悩みを軽減します。素材には哺乳瓶の口に使う特殊ゴムを採用しており、足先の角度に合わせて柔らかく変形し、優しい感触で指肢に添います。

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コルクが心地よい「足裏」

足裏のあたる部分には独自開発の特殊コルクを採用。安全に配慮した天然素材で、ゴムを使わずに整形しているため、足触りがよく、壊れにくい特性を持っています。もちろん水洗いOKです。

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フィット感のある「鼻緒」

花緒の素材は、水着などで使用される、摩擦に強く伸縮性に優れた素材。さらに、花緒の構造に工夫を凝らし、足当たりの良さと、長時間履いても疲れない抜群のフィット感です。

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疲れにくい「ゴム底」

タイヤにも使用されるSBRという素材を使用したゴム底は強度や耐摩耗性にも優れており、芯には反発生が強くへたりにくいEVAを使用。弾力性があり、硬いアスファルトの上でも足に負担をかけません。

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直して履き続けられる「修理可」

「祇園ない藤」では、履き込んですり減ったゴム底の交換や緩んできた鼻緒の修理、パーツの交換などの修理のほか、クリーニングも行なってくれます。お気に入りの一足を安心して履き続けることができます。

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ちょうど良いサイズは「踵」が出ること

JOJOはビーチサンダルですが、草履でもあります。草履は踵を出して足指に重心を置いて履くのが正しい履き方です。活動的に利用するには、出来るだけ踵が履物の外に出るようなサイズを選び、踵を上げて 地面への着地時に足全体で力を分散することで、人間の本来の体の使い方に近い歩行を実現することができます。リラッックスした場で利用する場合には、足を履物に預けるようにゆったりご利用頂きたいので、 あまり踵を出さないサイズをお勧めします。

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鼻緒には、日本国内95%以上製造をされている静岡県磐田市の別珍と、桐生の小林当織物からは40~50年ぶりに整理されるということで分けていただいた、すばらしい生地見本の数々から鼻緒にあう小柄のものをご用意してます。

オーダー価格 ※生地、サイズ関係なく価格は一律
コルク¥29,000(税別)/エクセーヌ¥32,000(税別)

祇園ない藤のJOJO

祇園ない藤

「ない藤」は京都で100年を越えて履物を作り続ける「用の美」伝承によるモノ作りの老舗です。履物は風土の培われた暮らし、生活様式から生まれた道具で、衣装の従者ではありません。「ない藤」はそのような履物の本質を理解し、使い手を主人公とした”席”に”時”に寄り添い、見目麗しく、使いやすい、そして修理可能な履物を作り続けております。見た目の美しさだけにとどまらず、その日の目的や格調を表す意味を含んだ特別な一足を、入念な下ごしらえと丁寧な仕事で一人ひとりのお客さまの歩き方や足の特徴にも添うように仕上げてまいります。(5代目 内藤 誠治)