井口工房のやちむん

読谷山窯の大嶺工房で学んだ井口春治さんと同じ読谷山焼きの北窯 松田米司工房で学んだ悠以さんが2012年に独立して読谷村で始めた工房です。
伝統的なやちむんを学んだ二人ですが、その技術を基に伝統的なやちむんの形にとらわれず、現代の食生活にあった食器を目指した器作りを行っています。器はシンプルで一見すると洋食器のようなデザイン。のせる食材を選ばず日常の食器としても使いやすく、シンプルで洗練されたデザインは贈り物としてもオススメ。陶器は重たいものが多いですが井口工房の器はとても軽いのも特徴なので一度手にとって確かめてみてください。
関東圏ではあまりない井口工房のやちむんの販売会です。是非この機会に井口工房の器を手にとってみてください。

井口工房のやちむん

日程
2019/7/25(木)~9/3(火)
時間
11:00~17:00
場所
D&DEPARTMENT SAITAMA by PUBLIC DINER Map 洋食・喫茶PUBLIC DINER

●お問い合わせ:048-580-7316(埼玉店 PUBLIC DINER共同番号)

井口工房のやちむんの特徴
型抜き
洗練した形を追求しながらも型抜きで作ることで生産効率を上げています。しかし型抜きはとても難しく、同じ型を使用しても抜く人によって形が変わってしまいます。型抜きをきちんと抜けるようになるのに3年以上もかかったそうです。井口工房では悠以さんが型抜きをしています。
皿、深皿
洋食が増えている現代の食生活に合わせたあたらしいやちむんの形は洋皿のようなデザインで淵が上がっているので汁気のある料理でも安心して使えます。5寸などは取り皿として使うとき手に持ちやすく、大皿はワンプレートとして使うのにもオススメ。
和皿
すっきりとした印象だが、ゆったりとカーブがあるので汁気のある料理も安心。コバルトの丸紋が白地に生えてシンプルで可愛らしい印象。同デザインのマカイ(茶碗)と合わせてのテーブルコーディネイトは夏にぴったりです。
マカイ
沖縄方言のマカイはお椀のこと。伝統的なやちむんのマカイはぽってりと重量感がありますが、井口工房のマカイはとても軽く、スッキリとした形です。
井口工房のやちむん

井口工房

井口春治
沖縄県出身 沖縄県立芸術大学卒業
読谷山焼 大嶺工房に勤務
2012年 読谷村に「井口工房」設立

井口悠以
神奈川県出身
会社勤務を経て読谷山焼 北窯 松田米司工房に勤務
2012年 読谷村に「井口工房」設立