低座のくらし

日本で初めて成型合板の技術を取り入れた天童木工は、名作と言われる家具を多くのデザイナーとともに制作してきました。その中には低座椅子やマルガリータなど、日本の住宅事情にあった低座の椅子も数多くあります。床を傷つけにくく、畳の生活でも使える椅子はゆったりしたとくつろぎを与えてくれます。

今回は定番商品のブルーノ・マットソン デザインのマルガリータに加え、長大作デザインの低座イス、そして座卓を期間限定で展示。実際に座り心地をお試しいただけます。

低座のくらし

日程
2019/5/1(水・祝)~5/26(日)
時間
10:00~20:00
場所
D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA Map D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA
参加費
無料

●お問い合わせ:099-248-7804(鹿児島店)

天童木工とは
山形県の天童市に本社をかまえる天童木工は、1940年に天童町(旧)他10ヵ村の大工や建具などの業者の集まりである「天童木工家具建具工業組合」として創業。薄くスライスした木板を重ね合わせ、さまざまな形を作り出す技術である『成型合板』を日本で初めて取り入れた家具メーカーです。複雑な曲面の加工も可能とするこの技術と、柳宗理や剣持勇といったデザイナーのアイデアによって、名作と言われる数々の家具を生み出しています。
コニュニケーションの中心になる「低座イス」
長大作氏によってデザインされた「低座イス」は床から座面までの高さは29cm。目線の高さが床座と大きく変わらず、洋室のリビングではソファと座る人とも違和感なくお話しできます。また、低く作られていることで、空間に開放感をもたらすこともメリットの一つです。
軽くて強い「マルガリータ」
成型合板によって加工されたフレームは、薄くても強度が高く、無垢材より細い形に仕上げられるため、繊細なデザイン表現を可能にします。また“そり”のような形状は座った時の力を全体に分散させるので、畳のお部屋でもご使用いただけます。
シーンによってサイズが選べる「座卓」
天板のサイズとテーブルの高さにバリエーションがあり、使用シーンに合わせてお選びいただくことができます。成型合板によって作られたカーブした脚と天板のつなぎ目はなめらかで美しい仕上がり。接着には膠(にかわ)を使い、木によって生じる微妙な誤差を調整しています。