京都・祇園で100年以上の歴史を持つ老舗草履店「祇園ない藤」が、 草履の原点を見つめながらも未来作りに挑戦し、スーパーベーシックを目指して2013年に発表した「JOJO」です。
元々日本の「履物」は、草履をルーツとした、足の指に力を入れ活動的に動くように作られていたのに対して、海外の「サンダル」は力を入れずに引っ掛けて歩くような作りでリラックスした休憩用の履物として発達してきた点で大きく違いがあります。
洋式の靴が江戸時代末期から明治時代初期頃に日本でも履かれるようになり、現代社会では日本の履物のように足指を使って歩くことはほとんどない生活様式となりました。
そんな現代の生活の中で、「JOJO」は日本の伝統的な履物を原型としながら、元々の人間本来が使うべき指を使い歩くのを促す機能と構造をそのままに作られています。
指股にしっかりと力が入り重心を下げて体を使うことができるので、活動的に1日歩いても疲れない使い方が可能です。また、指を使った歩き方は正しい姿勢への矯正や歩く際の身体への衝撃緩和など、現代の身体に起こる不調の改善にもつながります。
鹿児島店ではじめてのご紹介となる、今の時代に寄り添うデザインと素材を集めて作られた日本のサンダルJOJOの、靴とは違った履き心地をこの機会に是非試してみてください。