京都 「KUSKA」の手仕事

京都府北部に位置する丹後は、300年以上前から絹織物産業が盛んな日本最大の絹織物産地です。与謝野町に工場を構えるクスカ株式会社は、1936年の創業時から丹後ちりめんを製造・販売してきましたが、着物離れが進んだり、海外から安価な生地が入ってきたことで、1972年をピークに生産量は激減。その現状に対し、着物にも使われていた手織りの技術を生かしつつ、現代のライフスタイルに寄り添ったブランド「KUSKA」を2010年に立ち上げました。

生地の織り込みから縫製までを全て職人が手作業で行うため、熟練の職人さんでも1日にネクタイ23本、マフラーは11枚しか織ることができません。手織りは、素材に空気を含ませてゆっくりと織ることができるので、機械織りには表現出来ない立体的な風合いや表情が生まれます。

3度目となる今回の展示では、織り方の紹介を交えて、新作のネクタイ「ガルザレジメンタルタイ」や、マフラーなど11種類を販売します。ぜひ店頭でご覧下さい。

京都 「KUSKA」の手仕事

日程
2021/11/19(金)2022/~1/10(月)
時間
11:00~18:00(火・水曜休)最終日は17:00まで
場所
D&DEPARTMENT KYOTO

●お問い合わせ:075-343-3217(京都店)

※12/28(火)~1/5(水)は休業いたします。

11月27日(土)、28日(日)、12月11日(土)の3日間、職人による実演を行います。
今回は実際に工房で使用している織機も設置して頂きました。下記3日間は、職人さんが来店され実演を行います。
貴重な機会ですのでぜひお越しくださいませ。

●日程:11月27日(土)、28日(日)、12月11日(土)
●時間:11:00~17:00
●会場:SHOP ギャラリー
京都 「KUSKA」の手仕事

KUSKA

1936年京都丹後にて創業し丹後ちりめんを製造。ライフスタイルの変化で生産量が減少する状況に対し、「昔の織り技法で今のライフスタイル」をコンセプトに新しいブランドKUSKA」2010年に立ち上げ、ネクタイやストールの製造・販売を行う。糸づくりから染め・手織り・商品完成まで全て手作業で行うため、機械織りにはない立体感や発色の美しさが感じられる。