d&RE WEAR特別染め

東京店限定で3ヶ月に渡って
月替わりで特別染めの受付を開催します。

シミや色あせなどで着られなくなってしまったお気に入りの服を、再びアイテムとして蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR(ディ アンド リウェア)」。

D&DEPARTMENTでは毎年春と秋に開催している機械染めと合わせて、天然染料による染め技法による特別染めを不定期に開催してきました。今回東京店では、反響の大きかった今まで行ってきた特別染めを月替りで限定受付致します。

d&RE WEAR特別染め

日程
10月(藍染)受付分、11月(泥・藍泥染)受付分返却中
時間
12:00-18:00
場所
D&DEPARTMENT TOKYO

●お申込み方法:店頭受付
●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)


<注意事項>
■染色可能な素材は綿・麻・シルク・レーヨンに限ります。
■中綿が入っているもの、肩パッドが取り外せないもの、厚手の生地はお受けできません。
■生地に薬品や油が付着している場合、その部分の染まり方が異なる場合があります。
■刺繍糸や、タグ、裏地などが上記素材と異なる場合、その部分のみ染色されない可能性があります。
※ 事前に漂白剤、柔軟剤が入ってない状態で洗濯をして乾いた状態でお持ち込みください。

2021/9/27より
営業日:土・日・祝 12:00~18:00(月~金 定休)
期間:工事期間中の当面の間
平日営業再開日に関しては、公式サイトの店舗情報、facebook、Instagram等でお知らせ致します。

年末最終営業日は12月26日(日)となります。
年始営業日は1月8日(土)より営業

\第1弾|10月受付分返却中/ ※2022/2/11更新
d&RE WEAR AIZOME
<受付期間>10/16(土)・17(日)・23(土)・24(日)・30(土)・31(日)


10月の特別染めは埼玉県羽生市にある武州中島紺屋による藍染めです。
江戸時代に藍の葉の栽培が盛んであった現羽生市の地域で、藍の葉を自然発酵建てで取ったすくもと言われる染料を使って今も手染めで行っています。
天然藍の深みと澄んだ藍色は、色の美しさだけでなく、洗い込むことで経年変化していき、また消臭、防虫効果に紫外線カットなど様々な効果があると言われています。
受付を終了しました
\第2弾|11月受付分返却中/※2022/2/11更新
d&RE WEAR 奄美の泥染・藍泥染
<受付期間>11/3(水)・6(土)・7(日)・13(土)・14(日)・20(土)・21(日)・23(火)・27(土)・28(日)


11月の天然染めは、鹿児島県奄美大島の泥で染め上げる「金井工芸」による泥・藍泥染めです。
世界三大織物と呼ばれる絹織物の「大島紬」の染め工程を担う泥染めは、車輪梅と呼ばれるバラ科の木を用いて茶褐色に染め上げます。その歴史は1300年前から存在していたと言われ、古来から続く技法になります。この古くから続く染め技法を、絹織物だけでなく、洋服の染めに応用したのが金井工芸です。一枚一枚熟年の技術で染め上げる泥染め、藍泥染めで、お気に入りの洋服を染め直して長く愛着のある洋服に育ててみてください。


>染め上がりについてさらに詳しく見る
\第3弾|12月受付/終了いたしました。3月頃返却予定
d&RE WEAR SUMI ZOME
<受付期間>12/4(土)・5(日)・11(土)・12(日)・18(土)・19(日)・25日(土)・26日(日)


12月に行うのは福岡県三潴郡にある宝島染工による墨染です。
墨の原料は、油脂やロウソク、菜種油が不完全燃焼してできる煤(すす)。煤と天然糊〈ニカワ〉を少量の水に溶いて液体状にした墨汁を揉み込んで染めるのが墨染めです。墨汁は染料と異なり、水の中に厳密には溶けず「墨が漂っている」状態で、墨汁の中に含まれる煤と油分やニカワが繊維との媒介となり付着させています。色素の粒が張り付いているので、マットな存在感のある灰色になり、化学染料とは違う「もやり」としたムラ感が特徴です。

料金(すべて税込)
■半袖シャツ、長袖シャツ 墨染:6,600円
■スカート、パンツ 墨染:7,700円
■チュニック、ワンピース 墨染:7,700円
■ジャケット 墨染:8,800円
■薄手コート 墨染:9,900円

>染め上がりについてさらに詳しく見る
d&RE WEARの申込み方
申込み方法については、スタッフブログをご覧ください。
『染め直しは、大事なお洋服をお預かりする前に、ご自身による服の傷や素材確認のご協力をお願いしています。染め直しに興味のある方、まだ利用したことがないという方へ向けて、申し込み方法をご案内します。』
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金井工芸について
金井工芸は、本場奄美大島紬の代表的な染色方法である伝統技法泥染めをはじめ、豊かな自然から作る天然染色を行なっています。 工房ではテーチ木を採取し、染料を作ることから始まり、大島紬の糸や絣からファッションブランドの染めなど様々な分野からのニーズに応え、さらにサンゴや山羊の骨を染めた泥染プロダクトを製作するなど、伝統技術を伝承しつつ新しい表現にチャレンジしています。
宝島染工について
福岡県三潴郡、のどかな田園風景が広がる中に宝島染工の工房があります。天然染料、伝統技法、手染めによる「藍染」「草木染」などに取り組み、限られた人数でOEMから、自社オリジナルラインまで多数の商品を手がけています。工房から排水される水は一旦浄化槽に溜められ、時間をかけて染料を沈殿させてから排水されます。また、コンポストトイレを工房に採用するなど、環境への配慮を徹底しています。