OKINAWA POP -ダンボールアートから見える沖縄-

世界中から多くの輸入品が届く沖縄。捨てられてゴミとなるはずだったダンボールの絵柄やデザインを利用してステーショナリーへと展開させているrubodan(ルボダーン)は、ゴミを減らすだけでなく、新しい雇用をも生み出しています。代表であり、アーティストである儀間朝龍さんは、見慣れたダンボールの背景に見え隠れする流通と消費、そして、ゴミ問題をPOP ARTで表現する「POP COLLAGE」という創作活動を続けています。rubodanのステーショナリーを作る際に出た端切れが、さらには「POP COLLAGE」の素材にもなっているのです。
今回の企画展では、「沖縄、琉球と日本、世界を繋いでいるもの」をテーマに、沖縄ではお馴染みのロゴや絵柄を中心とした「POP COLLAGE」の世界とともに、沖縄店定番セレクトとして人気の「rubodan」のステーショナリーを紹介します。

OKINAWA POP -ダンボールアートから見える沖縄-

日程
2019/9/4(水)~10/7(月)
時間
11:00 - 19:00
場所
D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD Map D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD

●お問い合わせ:098-894-2112(沖縄店)

トークイベント
「ダンボールから広がる世界」
9月21日(土)19:00 - 20:30 定員:50名 参加費:1,080円
アーティスト儀間朝龍さんが対談したい相手として、昨年個展を開催したBEAMSが運営するアートギャラリー〈B GALLERY〉キュレーター 藤木洋介さんを聞き手にお迎えします。お二人が出会ったきっかけや、儀間朝龍さんとrubodanの活動、今回 の作品やアートについて同世代のお二人にお話していただきます。
OKINAWA POP -ダンボールアートから見える沖縄-

儀間朝龍(ぎまともたつ)

アーティスト/rubodan代表
1976年沖縄県知念村生まれ
1995年沖縄県立開邦高校芸術科コース卒業
1999年名古屋芸術大学日本画コース卒業
2000年名古屋芸術大学研究生版画コース修了
2014年「流通」と「消費」をコンセプトに「POP COLLAGE」シリーズを作り始める
2016年「NYLON JAPAN」で木村カエラさんとコラボレーション
2018年「SOME POP」展をB GALLERYで開催
2019年「REEBOK CLASSIC SPECIAL BOOK」でINSTA PUMP FURYを制作、表紙に採用される
東京代官山の「styles」で「SNEAKER POP」展を開催。

名古屋~東京~ NY を住み渡り、現在は沖縄県那覇市を拠点に県内外で活動を行う。「SIMPLE PEPAR MADE」というダンボールを紙にする製法を考案し文具ブランド「rubodan」を展開。その他、制作やプロジェクト、ワークショップ、facebook内でのネットワーク作り、国内外で広くアイデアの普及を行っている。
gimabox
rubodan