沖縄 「吹きガラス工房 彩砂」の琉球ガラス

アジア諸国との交易を通じ早くから暮らしの中にガラス製品が入ってきた琉球。製造も明治時代中期には始まったと考えられています。その後、再生ガラスとしての「琉球ガラス」は太平洋戦争後の資源不足のため、米軍基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を溶かして用いたことから始まりました。現在もその姿勢は受け継がれ、泡盛の瓶などを素材として器が生み出されています。D&DEPARTMENT沖縄店では現在も店頭で空き瓶を回収し、琉球ガラスの素材として提供しています。

小野田 郁子さんは、琉球ガラスの第一人者と評される稲嶺 盛吉さんに長年師事され、2009年に沖縄県読谷村に「吹きガラス工房 彩砂」を設立しました。小野田さんの器は、光に映える色合い、吹きガラスならではの大らかさと繊細さを合わせ持つかたち、手に馴染む感触が特徴です。

今回の展示では、飲み物を注ぐのが楽しみになるグラス類を中心にご紹介します。食卓を涼しげに飾る器たちをぜひご覧ください。

沖縄 「吹きガラス工房 彩砂」の琉球ガラス

日程
2022/7/1(金)~8/8(月)
時間
11:00~18:00(火・水曜休)
場所
D&DEPARTMENT KYOTO

●お問い合わせ:075-343-3217(京都店)

最終日は17:00までとなります。 社会状況によっては、予告なく営業日時を変更する場合がございます。ご来店の前に最新情報をご確認ください。
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沖縄 「吹きガラス工房 彩砂」の琉球ガラス

「吹きガラス工房 彩砂」小野田 郁子さん

東京都出身。「宙吹ガラス工房 虹」の稲嶺 盛吉氏に13年間師事。2009年に、沖縄県読谷村に「吹きガラス工房 彩砂」を設立。沖縄の泡盛やビールなどの廃ビンを再利用してつくるグラスやお皿は、シンプルでかつ女性的なフォルムも感じさせる。