カリモク60 エキシビション 2021

1940年、愛知県刈谷市にて創業したカリモク家具。1962年に初の国内向け自社製品「Kチェア」の発売開始以来、次々とロングライフデザインな家具をつくり続けています。

60年代のアイテムを中心にした『カリモク60』は、60VISION第一号企業として2002年から参加。誕生から来年で20周年を迎えます。

 

今回はカリモク60のこれまでの歩みを過去のカタログやグッズ、現在のKチェアの原型となるオールドKチェアなどの貴重なアーカイブ資料の展示で振り返ります。カリモクの歴史を知ると、多くの方に長く選ばれている理由も見えてきます。今までと少し違った視点での家具選びを一緒に考えましょう。

カリモク60 エキシビション 2021

日程
2021/10/19(火)~11/3(水)
時間
10:00~20:00
場所
D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA Map 鹿児島県鹿児島市呉服町6-5 マルヤガーデンズ4F

●お問い合わせ:099-248-7804(鹿児島店)

カリモク家具の原点「Kチェア」
1962年にカリモクで初めての国内向け自社製品として誕生した「Kチェア」。生産開始から現在まで、一度も廃番になっていないこのソファは、もともと輸出用家具をお手本にデザインしたため、組み立て式で輸送ができる構造になっています。傷んだパーツを交換しながら長く使える、まさにロングライフデザインなソファです。
このKチェアとナガオカケンメイの出会いが「カリモク60」、そして「60VISION」の発足のきっかけとなりました。
今回の企画展では、現在のKチェアの原型となるオールドKチェアを展示します。
長く使うための「カリモクのものづくり」
カリモク60の家具の多くは、パーツを交換や修理をしながら長く使うことを考えています。長く使える丈夫さと品質の高さは、カリモクの歴史の中で培われた高い技術力と、ウレタンやボタンといった部品等も自社で生産する体制によるもの。それぞれの工程のエキスパートが働くカリモクの工場からは、効率と高品質を両立する仕組みがみられます。
期間中は製造の様子やそれぞれの家具の構造などを映像資料や模型をもとにご紹介します。カリモクのものづくりから、長く使える理由を見つけてください。
企業の原点を見直す『60VISON』
1960年代に生まれたシンプルで高品質、普遍的なデザインのロングライフな商品や、製造するメーカーの創業原点を見つめ直し、復刻、リブランディング、再販売するブランド『60VISION(ロクマルビジョン)』。2002年に発足し、過去12メーカーが参加。
カリモク家具は2002年の発足と同時に「カリモク60」として参加。60VISIONを代表するブランドとなっています。

『60VISION』について詳しくは → 60VISION
カリモク60 エキシビション 2021

1940年、愛知県に創業。戦前戦後を経て、ミシンのテーブル、ピアノの鍵盤、テレビの木枠などを生産し高度な木工技術を身につける。その後アメリカの輸出家具用に木肘の生産を開始し、家具製造の技術を習得。60年代に入り初めて自社製品としてKチェアを製造する。その後も次々と新しい家具を作り、2002年には60VISION第一号企業としてカリモク60を立ち上げる。現在は海外への出店も意欲的におこない国内外を問わず活躍を続けている。
WEBサイト → カリモク60