わかりやすい久留米絣

久留米絣ってどんな織物?

久留米絣が福岡県南部の久留米で考案されたのは約200年前。久留米とその周辺地域(筑後地方)で発展し、現在でも生産されています。時代の変化とともに生産体制を変え、「産業」として今でも成り立っている国内の絣の産地は久留米絣のみ。しかし、近代の洋装化で着物は非日常の服となり、久留米絣のような反物の需要は激減しているのが現状です。

今回は、久留米絣を現代の生活に取り入れるべく、地元の織元と協力し久留米絣で「現代風もんぺ」をつくり、産地に寄り添いながら久留米絣の可能性を模索し続ける「うなぎの寝床」代表の白水高広さんと、“久留米絣の工場見学ができる織元”として一般の方の見学の受け入れや織元としてSNSを活用した情報発信など、新しい取り組みを積極的に続ける下川織物の三代目下川強臓さんのお二人にお越し頂き、久留米絣の歴史や工程、柄、産地のはなしなど様々な視点から「久留米絣のきほん」を学びたいと思います。

産地の内側と外側、それぞれの立場から見た久留米絣の様子を知ることで、伝統的で美し い日本のテキスタイルを少しでも身近な存在に感じていただければと思います。

D&DEPARTMENT FUKUOKA 阿部里奈

わかりやすい久留米絣

日程
2018/9/24(月)
時間
15:00~16:30(会場14:45)
場所
D&DEPARTMENT FUKUOKA Map D&DEPARTMENT FUKUOKA
参加費
500円
定員
30名

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:092-432-3342(福岡店)