福岡 小石原焼 太田哲三窯

小石原焼とは、福岡県の朝倉郡東峰村で約300年続く伝統の焼き物です。

陶土の上に化粧土をかけて、そこに様々な技法を施していきます。

そこで生み出される、飛び鉋・刷毛目・櫛目・指描き・流し掛け・打ち掛け・ぽん描きなどの技法で表現された独特の模様が特徴です。

シンプルですが料理を寂しく見せない小石原焼は、300年という時を経ても私たちの暮らしに寄り添っています。

今回取り扱う「太田哲三窯」は、現在50を超える窯元がある中でも特に、用途に忠実で使い勝手の良い「本来の小石原焼」作りを継承している、伝統ある窯元です。

陶工の太田哲三さんは高校で釜業を学んだ後に、父である熊雄氏の元で修行をしました。その後、昭和50年に独立し、現在は長男の太田圭さんと2人で作陶を続けています。

太田哲三さんは修行当時から小さい器をたくさん作り、その腕を磨いたことで小物から大物まで器のサイズがピタリと決まるほどの技術を持っています。こうして身についた技術を、現在は長男の圭さんへと伝え「太田哲三窯」は親子代々で伝統を受け継いでいます。

300年の時を超えて親子で伝統を継承する「太田哲三窯」の小石原焼を是非ご覧ください。

福岡 小石原焼 太田哲三窯

日程
2020/1/28(火)~2020/2/24(月)
時間
11:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT YAMANASHI by Sannichi-YBS Map D&DEPARTMENT YAMANASHI by Sannichi-YBS

●お問い合わせ:055-225-5222

小石原焼は様々な技法があります
「小石原焼といえば飛びかんなと思われがちだけど、それ以外の技法も見て欲しい。」という思いから太田哲三さんが選んだ、小石原焼に伝わる様々な技法を使った器が山梨店に並びます。壺や甕など元来の小石原焼の仕事として作られてきた器の数々は、現地まで行かなければ滅多に目にすることない器ばかりです。
そんな小石原焼で使われる様々な技法をご紹介します。

①飛び鉋…生乾きの生地に化粧土をかけた後、ろくろで回転させながら、湾曲した鉋で化粧土の部分を削り取って模様をつけます。鉄分の多い小石原の陶土の特徴を生かしています。
②刷毛目・櫛目…化粧土をかけてすぐ、ろくろを回しながら櫛を当てて模様をつけます。
③ぽん描き…竹の容器の口から流れ出る釉薬を調整しながら一気に描きあげます。
④指描き…化粧土をかけてすぐ、ろくろを回転させながら指で模様をつけます。
⑤黒流し…縁を黒釉などで巻く皮クジラを失敗して内側に流してしまったという想定の遊び心感じる模様です。

このような様々な技法を用いて作られた太田哲三窯の「小石原焼」。
技法を知ることで、ぜひ器の模様にも注目してみてくださいね。
福岡店スタッフが見学に行ってきました
福岡店スタッフが太田哲三窯を見学したレポートを、D&DEPARTMENTのホームページにて公開中です。
太田さんが小石原焼を作っている様子を知ることができるだけでなく、太田さんの小石原焼に対する愛情と伝統を受け継いでいかなければならないという使命感が伝わってきます。
前編はこちら
後編はこちら
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