作っている人、その作業場や考え方に直接触れ、商品をつくる工程、苦労する点、こだわりなどを聞きに行きます。その思いを持ってお客様に販売したいからです。その作る人の思いを伝えることが、お客様に商品として手に取ってもらったものが、長く愛されることにつながると信じて。
まず、お客様に紹介する前に、自分たちで使ってみます。わたしたちがまず、その製品の使用者でなければ、使い心地やその商品のよさをお伝えできないからです。デザインは素敵なのに、実際の生活品としては問題があるかもしれない。それを確かめます。そして、問題点はメーカーに報告し改良を提案します。
その新商品を販売し、例えば5年経ってお客様が「買取」を申し出た時に「買い取って、再販売しても売れるか」どうかという視点で取り扱う商品を決めます。すぐにモデルチェンジしてしまいそうなものや、ある部分が壊れたら全体も使えなくなるようなもの、流行に依存しているものは扱いません。
なるべく直して使い続けることと、その魅力をお客様に伝えます。修理できないものは取り扱いません。また、メーカーに修理をする考えや体制が少しでもあるものを商品として紹介していきます。壊れたら新品と交換という考えの商品は取り扱いません。
そのメーカーに自分たちの製品として、愛をもって作り続け、改良し続ける意志があるかどうかを確認します。生活者がその製品を愛用する気持ちと同じものを、メーカーも持っていなければ、ロングライフデザインにはなりません。