富士山や八ヶ岳など、四方を山に囲まれた山梨県。古くから鹿革と漆の産地であったことから江戸時代に甲州印伝が誕生し、生活を彩る実用美として長く大切にされてきました。また、山の木々を育んでいる清らかな水がこの地のものづくりを支え、和紙や織物などの製造を発展させてきました。NIPPON VISIONチームがセレクトした、暮らしの中で使える"山梨らしい"アイテムをご紹介します。


印傳屋 | 甲府市
江戸時代に誕生して以来、400年以上も続く革工芸、印伝。鹿革に漆を施したもので、丈夫で手触りのよいことから装身具などに用いられてきました。触れるほど、ツヤを増します。(山梨号掲載:P129)

印傳屋 | 甲府市
1582年に創業した印伝の老舗「印傳屋」の名刺入れは、山梨県内で持っている人が多いアイテムです。表面には小桜や麻の葉、青海波といった伝統の柄が描かれています。(山梨号掲載:P129)

印傳屋 | 甲府市
手に触れることでツヤを増し、漆で描かれた模様が色鮮やかに変化する印伝。長持ちするため、古くは武具の一部にも使われてきました。印鑑のケースとしてもおすすめです。(山梨号掲載:P129)
大直 | 市川三郷町
清らかな水に恵まれた市川大門の地域は、寺社仏閣で使われる和紙や障子紙の産地です。「SIWA」シリーズの素材は和紙。紙の風合いはそのままに、耐水性を高めました。(山梨号掲載:P130)
大直 | 市川三郷町
市川大門は千年の歴史を持つ、紙の産地です。地元の紙メーカー、大直と山梨出身のプロダクトデザイナー、深澤直人氏が共同製作したポーチは、ほどよいシワ感があります。(山梨号掲載:P130)
大直 | 市川三郷町
「SIWA」の特長をもっとも生かしているのが、紙袋のように使えるバッグです。軽くて持ち運びやすく、水にも強いのが魅力です。縫い目が目立たないように仕上げました。(山梨号掲載:P130)
テンジン | 富士吉田市
織物の盛んな富士吉田市で、何世代も使えるリネンを目指して織り上げられているクロスです。糸に無理な力を加えずに織っているため、丈夫で、使うほどに柔らかくなります。(山梨号掲載:P131)

カニヤ | 甲府市
甲府市の工場で製造され、グアムやサイパンへ輸出されているカンパン。味は90年、パッケージは37年間も変わっておらず、現地ではロングライフな食品として愛されています。(山梨号掲載:P126)
2012年1月発売。ナガオカケンメイと編集部が実際に足を運んで選定した「その土地らしい」デザインのある場所を紹介するトラベルガイド。山梨県を特集した、第7号です。