世界遺産の日光、避暑や観光でにぎわう那須...豊かな自然と穏やかな気候に恵まれ、関東最大の面積を持つ栃木県。ここには、民藝の陶芸家が暮らした里が、東照宮の造営のために木工職人が集まった町が、戦後復興のさなかに金属加工で栄えた街があります。県内じゅうを旅したd design travel編集部とNIPPON VISIONチームが、栃木の魅力を伝えるアイテムをセレクトしました。

陶庫 | 益子町
益子に古くからある形の湯呑みで、名前は魚のマンボウや、マンボウズボンと呼ばれる短パンに形が似ているからと言われます。益子の伝統的な釉薬で焼き上げています。(栃木号掲載:P118)
スターネット | 益子町
益子町「スターネット」の馬場さんからの依頼で、足尾で陶芸を営む郡司夫妻が製作した箸置きです。粘土を干菓子の型で型押しし、青みのあるマット釉をかけて焼きました。(栃木号掲載:P62)
野田琺瑯 | 栃木市
ホーローは素地が金属のため温度の伝わり方が速く、バターをすぐに冷やせます。サクラ材の木蓋をソーサーにして、切ったバターをそのままテーブルに並べられます。(栃木号掲載:P108)
星野工業 | 鹿沼市
鹿沼は日光東照宮の建立をきっかけに木工業が盛んになった地域です。桶屋を原点とする木工メーカーがデザイナーと共同開発した、タガが内側に埋め込まれた湯桶です。(栃木号掲載:P118)
星野工業 | 鹿沼市
桶屋が原点の木工品メーカー・星野工業がプロダクトデザイナーと組んで開発した「ニューカヌマ」シリーズの風呂椅子です。素材には日光杉が使われており、浴室に爽やかな香りが広がります。
星野工業 | 鹿沼市
星野工業がデザイナーと組んで開発した「ニューカヌマ」シリーズの石けん置きです。一見するとシンプルですが、石けんの水切れを良くするため内側に向かって斜めに切り込みが入っています。
丸信金属工業 | 足利市
金属の加工業は戦後、足利市で発展した産業のひとつ。軽くて加工のしやすいアルミ素材をリングにしました。数秒ずつの染めを重ね、深い色合いを表現しています。(栃木号掲載:P117)
丸信金属工業 | 足利市
足利の丸信金属工業では近年、アルミ加工の技を利用して生活用品がつくられています。このポットは「ヘラ絞り」と呼ばれる技術を使い、一枚のアルミ板を絞り上げて製作されました。
ココ・ファーム・ワイナリー | 足利市
知的障がい者の自立を目指すココ・ファーム・ワイナリーの畑では、除草剤を使わず手作業でブドウを育てています。栽培中に間引いた実を使って醸造されたお酢です。(栃木号掲載:P32)
小山商工会議所 | 小山市
全国で約9割のシェアを持つ栃木産のかんぴょうを、地元産の小麦粉と練り上げてつくったうどんです。コシが強くつるつるして、カルシウムや鉄分、食物繊維が豊富です。(栃木号掲載:P120)
編集長ナガオカケンメイとスタッフが実際に足を運んで確かめた、「その土地らしい」デザインのある場所を47都道府県ごとに紹介する旅の本。第6号では栃木を特集しています。