NIPPON VISION GALLERY出西窯
先日、出西窯の理事長多々納さんにお越し頂きお話を聞きました。
出西窯の歴史から、土の事など色々とお話をききましたが、
私が一番印象に残ったのは、出西窯は『使う美』であること。
多々納さんが器づくりのポイントで
『新しくつくった器は自分たちで使ってみる。そうすると、使い心地などがわかり、
また、改良をし使いやすい器をつくる事ができる。』
とおっしゃっていました。
その元となる考えはイギリスの陶芸家バーナード•リーチから来ており、
出西窯でカップの取っ手の形を伝授をした人物です。
カップの形を教える時に、バーナード•リーチは
『持ちやす取っ手をつけなさい、そしてカップが唇にふれる時に唇に喜びがあるか。』
を考えて作りなさいと教えたそうです。
その考えが、このカップに残っています。
まさに持ちやすい様に取っ手がつけられています。
それも、カップの事を忘れて、飲み物の味を味わって欲しい。という想いから来ており、
飲み口も唇に違和感なく飲み物を楽しむ事ができます。
そして出西窯の特徴はしっかりと厚みのある器は、欠けにくいので、
日々の生活で気兼ねなく使う事ができます。
是非、実際に触りにお越しください。
NIPPON VISION GALLERY 出西窯は9月27日まで。
D&DEPARTMENT PROJECT TOKYO 笹倉 隆子