6月、1ヶ月間、静岡は面白い町になる。

2011年5月 8日 23:13更新

6月、「ふじのくに⇄せかい演劇祭」が静岡県で開催される。
それをやる意義、をSPAC芸術総監督宮城聰氏が記者会見で語っていて、私はその会見をインターネットを通してみたのだけれど、静岡県民はこのチャンスを、ぜひ生かしてほしいと感じました。

過去に、演劇界ではあまり知られていなかった「静岡県」の地名を有名にしたイベントがあります。それは、「シアターオリンピックス」
大企業が企画したわけではなく、"演劇人"が、今の時代の中で何をすればいいのか話し合い、コミュニティとなってはじめた演劇祭。一回目はギリシャ、二回目はここ、静岡県で開かれました。

そこではじめて、静岡県民は、静岡で、超一流の演劇を目の当たりにしたのです。

その芸術祭を、毎年春に静岡で行おうと、「Shizuoka春の芸術祭」がはじまり、今年から「ふじのくに⇄せかい演劇祭」と名前を改めてはじめることとなったそうです。

毎年、その一ヶ月間は、超一流の演劇が、静岡に集結する!という事です。

そして、記者会見で宮城さんがおっしゃっていたことには、
静岡(や、地方)は東京と違って、芸術家がうろちょろしていない。
この一ヶ月間、静岡の街を、芸術家がいっぱいうろちょろしているという状況が、
静岡の人には刺激となるのでは、との事。

例えば私は、日本平の山奥に、タニノクロウさんというおもしろい演出家が、今日も舞台を見つめて、構想を練りながら稽古をすすめている という状況が面白く、刺激的です。
静岡県に暮らす皆さん、ぜひ、6月は目をこらして、耳をすまして、芸術家がこの街に集結していることを感じとって欲しいです。
そして、舞台やイベントで、彼らに出会って欲しいです。

5月14日、D&DEPARTMENTで行うD勉強の会は、はじめて舞台を見に行かれる方のナビゲーションとなりたいですし、そこでも、「エクスターズ」そしてタニノクロウさん、「天守物語」今回、震災の影響で上演中止となってしまいましたが、パリで今一番人気がある演出家ジョエルポムラの「時の商人」の魅力をたっぷり伝えたいです。ぜひ、遊びにいらしてください。

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追伸

宮城さんは、記者会見で"劇場は市民の精神の文鎮のようなものだ"ともおっしゃっていました。心が極端に動いてしまうとき、それを押さえてくれるようなもの。
今、日本は、みんなが「空気」(ムード)によって思考が決まってしまう状況で、皆が、空気を見ながら、「今、こんなことしていてはいけないんじゃないか?」と思考や行動を狭めてしまいがちだけれど、
演劇を見るとき、脳みそが思考の形を変えてくれる。自分の心、自分の頭で、演劇を見ようとします。主体的な判断をする時間が、演劇を見ている間に自分に戻ってきます。

SPAC ふじのくに⇄せかい演劇祭2011に関しては、こちら

5月14日 D勉強の会 については こちら。(内容の詳細が決まり、HPの内容もかわりました)




D&DEPARTMENT PROJECT SHIZUOKA by TAITA 森千夏







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