静岡店から車で約20分ほどのところにある、静岡県立美術館。
11月から改修のためしばらくの間お休みしていましたが、4月にリニューアルオープン。
そして今、リニューアルオープン記念「伊藤若冲 −アナザーワールド−」を開催しています。
1cmほどの升目に一マス、一マス緻密に描かれた、
静岡県立美術館所蔵の「樹花鳥獣図屏風」は、圧巻。まるで楽園です。
県立美術館を訪れたことのある方なら、この作品はご覧になった方も多いでしょう。
ですが、今回はこれ以外に若冲の初期作品から晩年までの作品が、全国から集まっています。
若冲作品をあまり見たことのない方は、
今まで見てきた水墨画とは、ちょっと違うぞ?と思うはず。
お馴染みの題材も、若冲流になるとまたひと味違うのです。
こんな角度から?!と思うような構図、気が遠くなる程の緻密さ、
晩年の頃の迷いのない洗練された線、全作品見応え十分です。
ユーモアがあって、愛があって、生命力があって、大胆で、貪欲で、一筋。
一生涯、筆を持ち続けた伊藤若冲。
その姿勢に惚れます。
見たことのある方も、初めての方もぜひ行ってみてください。
今まで知らなかった若冲の世界がきっとあります。
(初めてご来館の方は、ロダンワールドをお楽しみ頂ける常設のロダン館も行ってみては。)
見応えのある作品群を見た後は、脳は意外と疲れています。
鑑賞後は余韻にひたりながら、静岡店でゆったりお過ごしください。
D&DEPARTMENT PROJECT SHIZUOKA by TAITA 原田真由美