2009年8月 3日 22:34更新
期間中、静岡展ならではのイベントも開催されました。
第1弾は「ENVELOPE」のトークショー。
お話くださったのは、「ENVELOPE」誕生に関わった
製作メーカーの日本スエーデンの山本さん、デザイナーの真喜志さん、
コーディネーターのインタープランニングの富山さん。
ご参加くださった皆さんは、ペンを片手に熱心に聴いてくださいました。


ドイツのソファとボールペンのイメージ写真、
四角のデザイン図とやわらかい革の印鑑ケース、
それが「ENVELOPE」の始まり。
デザイナーの真喜志さんが持ってきた、ただ縦横の直線で描かれただけの四角の図に、
これで売れるの?とメーカーの山本さんは戸惑いを感じたそう。
しかし何度も何度も改良を重ねていくうちに、だんだんと真喜志さんの意図がみえてきて、
現在ではお互いを理解しあえた、とっても良きパートナーとなっているようです。
ちなみに真喜志さんの一番のお気に入りはキーホルダー。
絞り出すように案を出したというこのキーホルダーは
日本スエーデンさんの型抜きの技術を一番に活かした商品です。

真喜志さんのデザインに対する考えもお聞きすることができました。
「目立たないものを作りたい。自分で存在を消していくような。」
生活の中の一部として自然に溶け込むようなデザイン。
とてもシンプルで使い込むうちにだんだん自分なりの味ができてくる「ENVELOPE」は
真喜志さんのデザインへの想いが表れているようです。
でもただシンプルさだけを追求しているわけではなく
「皆さんに理解してもらえるもの、受け入れてもらえるものをつくりたい。」とのこと。
商品として生まれるには、やはりたくさんの人に使ってもらい、永く愛される商品で
ありたいですよね。
また「静岡発!ランデヴープロジェクト」のコーディネーターとして参加した富山さんからは、
コーディネーターならではのご意見が。
地場産業活性のために行政支援で始まった「静岡発!ランデヴープロジェクト」。
でもプロジェクトとしては、商品を形にするまで。
富山さんはその後の販売までサポートするため、
ネット販売、また都内のショップへの営業も自ら行ったそう。
「地場産業にデザイナーを起用すればいいというものではなく、その後の販売力も問われる。」
地場産業活性といっても、この他にも様々な課題を抱えているのが現状のようです。
「ENVELOPE」というひとつの商品から静岡のものづくり事情が垣間見れた、
今回の「ENVELOPE」トークショー。
今も続く静岡のものづくり。
静岡店としては、これからもスタッフがお勧めする静岡の良いもの、伝えたいものを
SHIZUOKA SELECTでもご紹介していきます。
ぜひその商品を実際に目で、手で確かめに静岡店へ足をお運びください。
また「ENVELOPE」新商品として小さなポーチ、名刺入れ、ブックカバーが
静岡店で近々発売予定です!
お楽しみに。
D&DEPARTMENT PROJECT SHIZUOKA by TAITA 原田真由美