47都道府県に1カ所づつ現地のパートナーと共に拠点をつくる「NIPPON PROJECT」の4店舗目としてオープン。鹿児島のパートナーは天文館で三越跡をマルヤガーデンズとして復活させ、地域の人々の交流の場の創造に挑む「株式会社丸屋本社」です。
from TOKYO
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日本のデザインが豊かではない理由がふたつあります。
ひとつは「デザインがまだまだデザイン業界の中だけにある」こと。
もうひとつは「デザインが首都圏に集中している」ことです。
これらの肩のコリをほぐし、ひろくデザインで様々なことの血の巡りがよくするためには、「若い人が普通 に集まる"デザインの売り場"をつくる」こと。
そして、「47 の都道府県にそんな場所をつくり、広げて行く」こと。
それが D&DEPARTMENT NIPPON PROJECTであり、札幌、静岡、長野に続き、鹿児島で手をあげたのが三越鹿児島店を一部所有していた丸屋であり、玉川恵さんでした。
このプロジェクトはいわゆるフランチャイズではありません。
まとまった 自己資金を投下して、短期に利益をあげるというそれとはまったく違い、「デザイン」という大きな可能性についての「交流の場」を地元のために 長い気持ちで作って行く。しかも、家が買えるほどの自己資金を使うので すから、普通の思いではできないことです。
それを玉川さんたちは始めよ うとしています。
鹿児島天文館はどの都市でも起こっているドーナツ化により、やや元気を失いかけていた場所でした。
玉川さんの率いる丸屋は120年の歴史を持つ呉服商から始まった商家で、一度はその三越との資本提携という形で丸屋の名を下げざるをえませんでしたが、自ら再び鹿児島天文館にマルヤガーデンズとして復活を遂げ、地域とデザインのことを考え抜き、ひとつの問題解決の糸口を僕らとともにD&DEPARTMENTとなり、
よりなお、鹿児島の可能性を広げようとビジョンを持っています。
交換条件のように、僕はマルヤガーデンズのクリエイティブディレクターに就き、マルヤガーデンズとD&DEPARTMENT PROJECT KAGOSHIMAと玉川さんとで、 天文館の、鹿児島の活性化に挑みたいと考えます。
D&DEPARTMENT PROJECT 代表
ナガオカケンメイ
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from KAGOSHIMA
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ふるさと鹿児島で、三越の跡をどうするか考え抜いた結論は、
永く地元の皆さんに愛されてきた場所に私たち自身が戻ってくることでした。
天文館のために何とかしなければという思いだけで走り出したプロジェクトは、みかんぐみ竹内さんとのご縁がナガオカさんとの出会いにつながり、全館のディレクションまで引き受けていただくことになりました。
半年に満たない準備期間、ナガオカさんはじめ出会った方とのつながりを大切にしていたら自然と力強いチームが出来上がりました。開業準備室スタッフの頑張りと、マルヤガーデンズプロジェクトに関わる皆さんの熱い思いが、怒涛のようなエネルギーになってD&DEPARTMENT PROJECT KAGOSHIMAの誕生となりました。
デザインのことは「好き」なだけで素人の私達が、
D&DEPARTMENT PROJECTのことを知り鹿児島で立ち上げようと決めてから、鹿児島にあるデザインをナガオカさんと探すことが楽しくて。
鹿児島の観光をデザインの視点で考える旅は、デザイントラベル誌の発刊という贅沢なオープニングプレゼントにもつながりました。
誇れる歴史と豊かな自然と温かい気候と人々、鹿児島の観光にデザインをプラスして私達が発信します。
地域の交流の拠点として、いわば「買い物集会所」のような存在となるマルヤガーデンズ、その4階の私達D&DEPARTMENT PROJECT KAGOSHIMA を通して、多くの方々との素敵な出会いを楽しみにしています。
株式会社丸屋本社 代表
玉川 惠
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