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rienzome

戸田屋商店の梨園染手ぬぐい

古墳時代から存在したという手ぬぐい。庶民に普及したのは江戸時代で、日用品として需要が高まると共に、趣向を凝らした色や柄が多く生まれました。その時代からの文様を扱う、織物問屋・戸田屋商店の手ぬぐいブランド、梨園染を紹介します。

戸田屋商店
創業明治5年。東京日本橋で、ゆかた・手ぬぐいの製造卸業を営む。近年、繊維産業は売上が減少し業界が縮小しつつある中、140年を超えて伝統を守り続けている。
梨園染(りえんぞめ)
梨園とは歌舞伎役者の世界。戸田屋商店の反物が、歌舞伎や舞踏の世界で愛用されたことからこの名が生まれた。役者の家紋や舞台の衣装を用いた柄は、今も手ぬぐいに残されている。

お知らせ

数量限定入荷しました。

市松 SOLD OUT

¥-(本体価格 ¥1,200


うろこ

¥-(本体価格 ¥1,200


よろけ縞

¥-(本体価格 ¥800


うねり縞 SOLD OUT

¥-(本体価格 ¥800


金通縞

¥-(本体価格 ¥1,200


子持縞

¥-(本体価格 ¥1,200


梅鉢 SOLD OUT

¥-(本体価格 ¥1,000


豆絞り(青) SOLD OUT

¥-(本体価格 ¥1,000

NIPPON VISION MARKET 開催

季節の柄や、洒落のきいた柄を選んで使い分けるのも、江戸の粋な手ぬぐいの楽しみ方。店頭では期間中、多種多様な柄を揃え、由縁と共に紹介します。

d47 design travel store

2016年5月31日(火)~6月27日(月)

D&DEPARTMENT TOKYO

2016年6月2日(火)~6月28日(火)

梨園染手ぬぐいの特徴

裏表がない

注染(ちゅうせん)と呼ばれる染色方法で染める。布上から染料を注ぎ、それを下から吸引するため、プリントと違い生地の裏まで染まる。

長めに織った生地

一般的な手ぬぐいの長さは90cm。梨園染は98cmと長い。古典文様などは同じ柄が他でも作られるため、自社のものとわかるよう長さを変えている。

定番品と使い方

巻く

梨園染手ぬぐい 高麗格子
東京

日よけ、埃よけ、髪留めとして被る。汗拭き、防寒防暑に首に巻く。ハチマキや包帯代わりなど、巻き方は幾通りもある。


三升

¥-(本体価格 ¥1,200

歌舞伎役者、成田屋の定紋。入れ籠になった三つの升(マス)を並べた文様。


弁慶格子

¥-(本体価格 ¥1,200

市川家の得意な狂言「勧進帳」で弁慶が着た衣装の模様。一と川の字を表現。


高麗格子

¥-(本体価格 ¥1,200

高麗屋の屋号を持つ五代目・松本幸四郎が幡随院長兵衛を演じた際の衣装の柄。


三筋格子

¥-(本体価格 ¥1,200

七代目・市川団十郎が考案した模様。市川家の定紋「三枡」を崩したデザイン。


包む

梨園染手ぬぐい 鹿の子
東京

お弁当や瓶を包めば鞄いらず、贈り物を包めば捨てない包装紙に。紐やゴムで留めれば、テープや糊要らずでアレンジもきく。


麻の葉文様

¥-(本体価格 ¥1,000

六角形を基礎にした文様。麻の葉に見えることからこの名が付いた。


¥-(本体価格 ¥1,000

日本では古くから信仰の対象とされる山。山の字を並べて文様にした。


雲模様

¥-(本体価格 ¥1,000

源氏雲、一文字雲、朽木雲など、雲は文様として多様に表現される。


鹿の子

¥-(本体価格 ¥1,200

絞り染の代表的な模様。鹿の子の背の斑点に似ていることでこの名が付いた。


拭う

梨園染手ぬぐい 鯔背
東京

濡らして絞った手ぬぐいは、お手ふき、汗拭き、ふきんに使える。肌触りと泡立ちが良く、浴用にも心地よい。乾きも早く衛生的。


籠目模様

¥-(本体価格 ¥1,200

竹籠の網の目を文様にしたもの。魔除けの効果があるとされ縁起物に使われる。


源氏車

¥-(本体価格 ¥1,200

平安時代の牛車の車輪を図案化したもの。源氏物語絵巻に多く見られる。


板締め 豆絞り

¥-(本体価格 ¥1,800

豆のように連なる粒は、子孫が途切れぬよう世代が続くことを願う意味がある。


鯔背

¥-(本体価格 ¥1,000

出世魚であるイナの背びれのように、低く平らに整えたマゲを並べた文様。


豆絞りとは

豆絞りは本来、絞り染めの技法で模様をつけたものである(写真左)。現在は型紙を使って染めたものがほとんどで、正円が整然と並んだ柄になっている(写真右)。板に生地を挟んで染色する「板締め」と呼ばれる技法で染めた豆絞りは、一時その技術が途絶えた。だが昭和32年、愛知県有松の染め屋で復活。今でも板締めの豆絞りはその一軒でしか作ることができない。

手ぬぐいができるまで

地場を守る分業制

問屋である戸田屋商店は、生地屋から素材を仕入れ、型屋にデザインの型抜きを依頼し、染屋で色をつけ、手ぬぐいを卸す。生産の工程は分割され、互いに存続することで産業を継続させてきた。戸田屋商店の営業本部長、高谷さんは言う。「狭い業界だから何かしてもすぐ知れ渡る。悪いことはできない。」それぞれは顔の見える距離にあり、健全な関係を保つことで地場を守っている。

生地屋

手ぬぐいの生地は晒し木綿。関東周辺の生地屋が減り、30年ほど前から大阪の泉州で仕入れている。

型屋

手ぬぐいの柄を型紙におこす型彫りは、東京下町の職人に依頼している。こちらも30年近いつきあい。

染屋

染色は東京足立区の染工所に長年お願いしている。ほとんどの工程を職人の手で賄っている。

手ぬぐいはどうやって作られるのか

手ぬぐいの製造は細かく分業され、それぞれの工程を専門の業者や職人が受け持っています。その中で、手ぬぐいの柄を型に起こす型彫りの現場を訪ねました。