梅山窯、中田窯それぞれの器を
アップでご紹介します。
まずは梅山窯

そば猪口(呉須赤菊)
いわゆる砥部焼、と言えばイメージされるのが梅山窯の器だと思います。
クラワンカ茶碗
(東京店ブログ一番下の写真)や玉縁鉢
(静岡店ブログ手持ちの写真)といった磁器では厚手の形状も独特ですが、筆で描かれる呉須、赤絵での絵付けも特長的。
上絵付けで赤絵を施すため鮮やかな赤に仕上がります。
つるりと滑らかな表面の透明釉も、厚すぎず薄すぎない微妙な加減が重要で
長い経験と勘が必要とされます。
こちらは中田窯

そば猪口(釉裏紅格子)
梅山窯でロクロを学び独立し、さまざまな研鑽を重ね
独自の文様や釉薬を生み出している中田窯。
特長は釉裏紅(ゆうりこう)。
通常は上絵付けで描かれる赤絵ですが、酸化銅で下絵付けをし、
釉薬をかけて還元焼成することで紅色に発色します。
上絵付けに比べて発色が不安定で、色が出なかったり、黒ずんでしまうこともあるそうです。
釉薬はマット釉で、よく見ると泡立ったようになっています。
この仕上がりが光を押さえ、落ち着いた紅色をあらわします。
窯印
梅山窯

梅を表す窯印がそれぞれの器の底に呉須で小さく記してあります。
中田窯

それぞれの商品の下の方に3つの丸が小さく刻印してあります。
それぞれの窯の特長で好みは分かれると思いますが
自分好みの器がきっと見つかるはず、各店頭で手にとってごらんください。
D&DEPARTMENT PROJECT NIPPON VISION担当 野口忠典