荒物がつくられる現場

2010年1月21日 10:31更新

大量生産ではなく、美術工芸品でもない生活の道具。
いまでも商店街や町で見かけることがありますが
茶碗、桶、ほうき、スリッパ、植木鉢など日用品をなんでも
売っているお店、それが荒物屋です。

地元で穫れる果物や山菜などを収穫する竹かごなどを売っているお店もあり
その土地ならではの日用品が売られていました。

いまではそういったお店も少なくなりましたが
全国各地ではまだ荒物をつくる町工場、職人が日々
生活の道具をつくっています。

今回は、そんな町工場や職人を訪ね、人の手でつくられる荒物を探し
つかい手へ届け続ける、松野屋とSyuRo、この2つのつなぎ手が扱う
竹製、ブリキ製の荒物を紹介します。


先日、松野屋の杉田さんにブリキ製のちりとりなど掃除用具をつくる工場と
線材でカゴをつくる工場を案内してもらいました。
今回はちりとりがつくられる工程を少しご紹介します。


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このブリキの板がプレスされ、ちりとりになっていきます。
磁石の力で一枚ずつ取りやすいようにする装置?道具?
こういうところでしかお目にかかれないものです。


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金型は戦後間もなくから使われているもの。
長い間形を変えずにつくられ続けています。
プレスの力は80t!!
安全装置が付いているとはいえ、細心の注意が必要です。

工程だけ見ると機械でどんどん出来てしまうように見えますが
金型の高さ、プレスの時間など微妙な調整が欠かせないわけです。
やはり一朝一夕には身に付かない、経験と勘が必要な職人仕事です。



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プレスして、余分な部分をカットしたもの。
この後、立ち上げた縁をもう一度プレスして仕上げます。


100120_8.JPG

柄も一つずつリベットでしっかり留めていきます。


100120_4.JPG

これがリベット留めの機械、右上からリベットが装填されていきます。
機能を満たすための無駄のない専用の機械を見ると
不謹慎かもしれませんが、かっこいい!と思ってしまいます。


問題:さてこれはなんの機械でしょう?

100120_5.JPG


正解は近日公開される d&TV channel で!




日本の荒物 - 松野屋とSyuRo -
東京・大阪・長野:2010年1月28日(木)〜3月2日(火)
静岡:2010年1月28日(木)〜3月1日(月)
札幌:2010年2月2日(火)〜2月28日(日)



D&DEPARTMENT PROJECT NIPPON VISION担当 野口忠典








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