【つくり手訪問】大阪のBAG'n'NOU

2011年9月 1日 22:39更新

BAG'n'NOUN(バッグンナウン)のこと、誤解していたんです。

最初の出会いは大阪在住のイラストレーターの方に「地元・大阪のお気に入り」として紹介してもらったことでしたが、

カラフルな帆布もシンプルなデザインも非常にファッショナブルで、しかも価格がリーズナブル。

main.jpegのサムネール画像

『国内でつくって、こんなに安いはずがない。デザインが大阪の会社で、

縫製はきっと、中国などでしてるんだろうな』なんて思っていました。

 

しかし、今年のNIPPON VISION 4 の準備をすすめる中で、生地の生産も縫製も、日本で行なっていると知り、驚くとともに感動しました。

 

日本製"だから"必ず良い、と妄信するわけではないけれど、

いいものが日本製だったら、その"ものづくり"をきちんと伝えたい。

そんな風に考え、大阪府堺市のBAG'n'NOUN の縫製工場を訪れてきました。

 


大阪の堺。港があることから交易の中継地点となり、商人の町として栄えたこの地域は、

和晒や注染の生産量が日本一と、繊維業も盛んです。

先月のNIPPON VISION GALLERYで紹介した『にじゆら』の注染工場も、この街にあります。

 

BAG'n'NOUNの縫製工場は、幹線道路から少し入った、住宅地の中にあります。

あまり大きくはない4階建てのビルで、1階が駐車場、2階がオフィスと応接室、3階、4階にミシンが20台くらい並んでいます。

 

こちらは、ひもを縫いつけるミシン。上の方にひもがぶら下がっています。

3.BAG_HIMO.JPGのサムネール画像

こちらは、大きなコンピュータミシン。
コの字型などの特殊なステッチを自動で縫ってくれます。
4.BAG_COMPUTERMISIN.JPGのサムネール画像

こちらのお2人は、小さなパーツを縫っています。
座席は作業順に並んでいて、前の人が縫い終わったものが後ろの人に渡ります。
なるほど効率的です。
5.BAG_HOSEI.JPGのサムネール画像

後ろの壁には、ミシンのパーツがズラーッと掛けられています。
6.BAG_TOOLS.JPGのサムネール画像

この小さな工場の中に、たくさんのミシンがあります。
BAG'n'NOUNのバッグをひとつ縫うのにも、"ふつう"のものと、コンピュータでプログラミングできるのと、厚い生地を縫う用の、3種類が使われます。
バラエティが豊富なんだなぁと感心して見ていましたが、
逆に、すべてを1台でまかなうことが困難で、用途によって使い分けないといけないのだそう。
「横にしか縫えない、刺繍専用のミシン」でつくられていました。

『縫う』という作業は、まだまだ、人の手から離れられないようです。

(【つくり手訪問】大阪のBAG'n'NOUN・2につづく)


商品編集部 ライター 松本典子

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