ファームの土手に、蕗の薹が現れる。
天ぷらにすると最高に美味しい。
味噌汁の中にいれても、ほろ苦さや、香りがたまらない。
蕗の薹が終われば土筆かな。
もう、その頃になれば、独活や蕨、春満載になる。
山菜の時期は、とても短いが、たまらなく楽しい一時だ。
蕗といえば、昭和43年かな、
転勤で愛知県の東海市に移って来た時、
蕗がハウスの中で栽培されているのを見て驚いた。
北海道で蕗と言えば、野に生えているもので、栽培するものではない。
しかも、栽培ものを見ると、茎も細く、丈も4、50センチの物ばかりだ。
儂のふるさと幌加内に「ふきのだい」と言う所があって、
ここの野生の蕗は、桁違いに大きい。
それでも柔らかく、美味しい。
茎の太さは大人の腕程あり、丈は2メートルは超える。
鎌でザクリと切ると、水が勢いよく吹き出す。
山菜採りの人が、この蕗を汽車で運ぼうとしたが、
蕗が列車の天井に当たり、散々な目にあった...とか。
こんな話、だれも信用しないかも...。
しかし、本当の話しである。
D&FARM管理人 長岡賢治