オーナーの菊地省三さんを取材したのは、7月のはじめ。
とにかく取材は盛り上がって、
記事に書きれなかったエピソードも、実にたくさんあります。
取材を終了後も、店の外で話し込む省三さんと編集長。
まだまだ省三さんに話を聞いてみたい!と、いうことで、
9月25日(日)3連休の最終日の夕方に、
もう一度、SHOZOにお邪魔して 、
"公開再取材" と銘打ったトークイベントを開催します。
しかも、名物のスコーンと珈琲がついて500円。
50名の定員は、すでに残席が少なくなってきていますので、
***
今日は、抜けるような晴天だった、
7月の取材の様子をレポートします。
こちらが1988 CAFE SHOZO。黒磯駅から徒歩でも行けます。
アパートを改装して、最初は2階の1室だけでスタート。
菊地 「店は2階につくるってことだけは決めてた。
1階でも3階でもなくて、2階!って。」
ナガオカ「え!?気になる!なんでですか?」
菊地 「2階の窓から、こう(乗り出す身振り)、
下を見下ろしたかったんですよね。
そこを通る人とか、車とか、町を眺めてる感じ。
その感じが好きで。もう絶対、譲らないぞと」
ナガオカ「そうだったんだ、知らなかった......。
ちなみに、SHOZOの中で、
省三さんの一番好きなアングルってどこですか?
写真を1枚だけ撮るとしたら」
菊地 「やっぱり2階のカフェ(現在は、1階はショップとギャラリー)を、
一番奥から見たところ。向こうまでずばっと見えて」
(移動)
ナガオカ「このへんですか?」
菊地 「うーん。このへん」
1988 CAFE SHOZO 2Fを一番奥から見た様子。外観のミニマルな印象ともがらりと違います。
席によってイスがバラバラのスタイルは、ここSHOZOから、全国に広まりました。
ナガオカ「省三さんは、この1988 CAFE SHOZOだけじゃなくて、
この同じ通りに何件もお店をつくっていますよね。
廃材や古い建材を再利用して、しかもそのやり方を、
『オーガニックジャンク』って名付けて」
菊地 「うん。つくってます、かね 」
ナガオカ「かね、って自分の店のことでしょ(笑)」
USED家具や雑貨を販売するROOMS。1988 CAFE SHOZOと同じ通り沿いにあって、徒歩数分の距離。
黒磯に3店。ほかに今回のイベントの会場となる「音楽室」や、改装中の物件もいくつかある様子。
ナガオカ「『通り』について、何か具体的なイメージはあったんですか?」
菊地 「20代のときバイクで日本全国を旅していて、
どの町に行っても、『通り』が大好きだった。
そのことに気づいて、最初は旅の通過点だった『通り』が、
いつのまにか、旅の目的地になってました」
ナガオカ「なるほど......、なんか納得。
ところで、全然話がちがいますけど、いいですか?」
菊地 「どうぞ」
ナガオカ「旅するときの車って重要ですよね。
古い車って好きですか?
僕はsmartで鹿児島でも北海道でも行っちゃいますけど、
取材中も中古車屋に寄りたくて仕方ないくらい、
古い車も大好きなんです」
菊地 「あ、そうなんですか、へえー!古い車は、いいですよ。
古い車と走っていると、走っている風景と一つになってる気がする。
何かが違うよね」
愛車を見せていただきました。省三さんによると「これは古いよ。でもね、いいバイクだよ」
ピカピカでした。
ナガオカ「そんな旅をしながら、
黒磯の、この『通り』を意識していた?」
菊地 「うーん。とにかく僕は、
『町で何かが起きてる状態』に惹かれる感じ。
田舎の人って、車で郊外にビューンと行っちゃって、
あまり自分の町でも歩かないじゃないですか?」
ナガオカ「確かにそうです」
菊地 「でも『人を楽しませたい』『驚かせたい』って
店が何件かあれば、
それが『通り』になって、何かが起こる。
ちょっと歩いてみようって気になりますよ」
ナガオカ「人を回遊させると何かが起こる、と。
通り過ぎるだけじゃなくて、あるまとまった
"時間" で町を "体験" させてくれる」
ヘルベチカで書かれた「SHOZO」看板が至るところに。
このサインが現れたら、"SHOZOストリート" に入った印。
ナガオカ「省三さん、これからどうなってくんでしょう?『SHOZO 』は」
菊地 「うーん。結局、『町』をつくりたいんだと思うよ。
いつもどこかで、なんか面白い、なんかかっこいいことが起こってる町」
ナガオカ「うわあ、すごい。でも大変そう。
どうやってくんですか?」
菊地 「逆にケンメイさん、そういうの得意でしょ(笑)??
どうやればいいと思います(記者風に)?」
ナガオカ「わわ。今日はこっちの取材ですから(笑)」
(おわり)
ぜひ会場に、SHOZOに、栃木に、実際に訪れてみてください。