
デザインの売り場を考える 1
「Gマーク SHOP & CAFE」
藤崎圭一郎
先日行われた「グッドデザインプレゼンテーション2005」で実施したD&Dプロデュースによるカフェ付きの「Gマーク商品を販売する仕組みの提案」であるSHOPについてを、尊敬するジャーナリストのひとり、藤崎圭一郎さんに「第三者から見た自分たちの活動としてのSHOP」として原稿を頂けたものです。広い意味でのデザイン活動と私たち自身は感覚として持っていますが、果たして外から見ても成立しているのかを含む、興味深い原稿です。冒頭、藤崎さんが「実に書きづらい」と始まるのが笑えますが・・・。
川上典李子の取材ノートから 4
「黒川 勉」
突然に他界されてしまったデザイナーの黒川勉さん。連載を頂いているジャーナリストの川上典季子さんは、別のお仕事で取材をされたばかりの出来事だったようです。いつものように、川上さんのあたたかでやわらかな視点での追悼の原稿です。川上さんのご好意で、ワールドフォトプレス様より、特別に写真を使わせて頂けることとなり、見開きページを入稿直前にとりました。D&Dとのご縁はまだなく、いつかはと思っていたので、とても残念です。ゆるやかな日だまりのような原稿、ぜひ。
デザイナーのものづくり 3
「ちょっといいデザインの作り方・柴田文江」
ナガオカケンメイ
正直、僕ではなく、もっとふさわしい人に執筆頂きたかったのです。これからのひと、柴田文江さんについては・・・。深澤さんとジャスパーモリソンを尊敬してやまない柴田さんのデザインは、深澤さんの評価と同じように、「デザイン」が果たさなくてはならない正解のひとつのように見ることができます。デザインをするときの考え、プロダクトデザイナーではなく、インダストリアルデザイナーにこだわる柴田さんから、デザインを生み出す「初心」を感じてもらいたいと言う思いで書きました。
ロングライフデザイン・ケーススタディ 4
「マーナのボティブラシ」
歴史を辿り、その企業の魅力を辿り、そのオチとして「デザイン以外のロングセラーの理由を」と、やや、企業にとっては難解な質問で構成されるこのシリーズ。わざと原稿の量も限り、余分な装飾を排除した中でロンクセラーの核心を書いています。さて、今回はマーナのブラシ。ここには純粋な答えだけがありました。毎回、様々な答えを導いてきましたが、このブラシのロングセラーの理由は「木製を好むマーケット」自体のロングライフさにありました。当たり前のように感じられる原稿、お楽しみ下さい。
d long life design 5号の執筆陣
かわかみ のりこ
ジャーナリスト。1963年生まれ。社会科学、ジャーナリズムを専攻していた大学時代にデザインや建築の世界に興味を持つ。デザイン誌『AXIS』編集部を経て1993年よりフリー。国内外の新聞や雑誌にデザインやアートに関して執筆中。著書に『Realising Design 』(TOTO出版)他。
きむら ゆうこ
文筆家。1975年生まれ。東京・阿佐ヶ谷在住。著書に『京都カフェ案内』『東京骨董スタイル』(平凡社)『わたしの文房具』(KKベストセラーズ)などがある。
こもえすた やえがし
'90年代初頭、東京パノラママンボ ボーイズでメジャーデビュー。その後ラウンジ系DJ、元祖和モノDJとしても活動。新たに立ち上げたSINCEというユニットで新しいサンプリングミュージックを模索。今までのダンスミュージックとは一味違った「憩」サウンドを追求中。。
たかざわ けいすけ
フリーランスエディター1975年生まれ。CGプロダクション勤務を経てフリーランスに。その後、ファッション誌やカルチャー誌の編集・ライターとして活動。
ふかさわ なおと
1956年 山梨県生まれ。米国IDEO、IDEO日本支社代表を経て、2003年Naoto Fukasawa Designを設立。国内大手企業の製品デザインやコンサルティングを手がけるほか、B&B ITALIA、Boffi、Driade、Danese、Magis、Artemide、Swedeseなどのイタリア、ドイツ、北欧のブランドのデザインも手がけている。著書に「デザインの輪郭」TOTO出版、「Naoto Fukasawa」英国Phaidon社など。
ふじさき けいいちろう
1963年横浜生まれ。90~92年『デザインの現場』編集長を経てフリーライターに。
ここ1年寄稿した雑誌は『BRUTUS』『CasaBRUTUS』『AXIS』『デザインの現場』『DesignNews』など。5か月間、書き仕事をお休みしてこの仕事が再開1号です。
やなぎもと こういち
1969年生まれ。2002年マーケティング会社退社後、Glyph.設立。自社出版の他、「ブラニフ航空」展(パルコギャラリー)などのデザイン関連の展覧会やイベントを手がける。有数のデザインコレクターでもある。
ながおか けんめい
1965年 北海道生まれ。'90年日本デザインセンター入社。'91年 原デザイン研究室(現 研究所)設立に参加。'97年 モーショングラフィックス展、2000年 D&DEPARTMENT PROJECTを開始。
5号 公開取材レポート 柴田文江さん
ゲスト 柴田文江さん
インタビュアー ナガオカケンメイ
2005年7月24日(日)18:00~20:00
場所 大阪店 3F&4F
定員 150名
ロングセラー商品である「オムロンの電子体温計」をはじめ、ベビーブランド「コンビ」など、日常であまり「デザイン」を意識せずに使うものを多く手がけている柴田さん。自ら「プロダクトデザイナーではなく、インダストリアルデザイナーと呼んで欲しい」と言う柴田さんは、デザイン性を高めて行くことで、売れないものをつくるということを知りながら、トレンドとデザインの本質を絶妙にブレンドできる数少ないデザイナーだと思います。そして、世界的にも数少ない女性工業デザイナーでもある柴田文江さんに、現場からみたロングライフデザインの正体を聞き出してみたいと思います。
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| いつもはクローズしている4Fは、公開取材や展覧会の時だけ、特別に会場がセッティングされます。今回はステージを囲んで100席が設置されました。 | 取材開始。開場はほぼ満席で朝からの暑さに加え、来場者の方々の熱気もあり、会場のテンションはいきなり高め。始めはゲストの柴田さんも緊張した面持ちでスタート。 | 参加者の方々は、手に小さなメモ帳を持っていて、真剣そのもの。現役デザイナーのお話しをこれほど真直に聞ける機会もなかなか無いものです。 | ||
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| 徐々に緊張も打ち解け、柴田さんのお話にも熱がこもる。常にわかりやすく、噛み砕いて、丁寧に説明してくれる姿勢が、柴田さんがつくる「やさしいデザイン」そのもののような感じ。 | 取材という形式をとりながら、質疑応答も取り入れて、参加者の方々の素直な質問にもおこたえいただきました。プロダクトデザインと社会への役割や働きかけの仕方についてなど、の質問もありました。この公開取材の内容は9月25日売りの5号に掲載されます。今回、参加した方も参加されたなかった方もお楽しみに。 | 取材後は場所を移し、3Fのダイニングスペースへ。カナッペやブルスケッタなどのパーティーメニューとビールで、和やかなムードに。この会場内でも柴田さんには質問の嵐でした。 | ||
1990年 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科卒
(株)東芝を経て 1994年 Design Studio S を設立
エレクトロニクス商品から日用雑貨までIDの領域でデザイン活動をしている。
最近のデザインに 「コンビ ベビーレーベルシリーズ」「無印良品 体にフィットす るソファー」
「象印マホービン ZUTTO」「オムロン電子体温計」「AU by KDDI 携帯電話 Sweets」などがある。
1994年 通産省選定 グットデザイン賞 受賞
1996年 デザインコンペティション´96海南 部門賞受賞
1998年 デザインウエーブ´98 in Toyama デザイン賞受賞
1999年 デザイナーズカタログ-5出展(東京、松屋銀座デザインギャラリー)
2000年 通産省選定 グットデザイン賞 受賞
2003年 通産省選定 グットデザイン賞 受賞
2004年 通産省選定 グットデザイン賞 受賞
*社団法人日本インダストリアルデザイナー協会正会員
*グットデザイン賞審査委員
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| "Sweets" MOBILE PHONE / 2005 |
"ZUTTO series" IH RICE COOKER / 2004 |
"OMRON" 30sec thermometer / 2004 |
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| "Baby Label" BATH GOODS / 2003 |
"MUJI" FLEXIBLE SOFA / 2003 |
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