川上典李子の取材ノートから 12
「FRONT」
川上典李子
意欲的な作品を見せてくれる若手デザイナーたちと話をする時間。これも私が大切にしているひとつです。試行錯誤のまっただ中にいる彼ら。話を進める中で、直前に話したことを否定しはじめてみたり、突然考え込んでしまったり。どう考えてもつじつまのあわない話も大歓迎。そうした展開がまたおもしろい。(本文より)

ことばについて考える 1
「その言葉にイエローカード!!」
山本雅也
「デザイン家電」とか「デザイナーズマンション」という言葉は「おかしい」と、著書に書いた。デザインされていない家電など、この世の中にひとつも存在しない。そもそも、人間が作ったものでデザインされていないものなど、ひとつも無い。(本文より)
デザイナーのものづくり 2
デザインの初心「経験」
秋田道夫
どれだけ経験を積んだかは本人のものにすぎません。それよりもこれから経験する事にスケッチブックの一枚目のように真っ白な紙を用意していたいのです。(本文より)
デザイナーのゆっくりをききたい 14
ふつう「No straight, No radius」
深澤直人
国立近代美術館で行われている柳宗理さんの展覧会の会期中に、柳さんの作品についてのレクチャーをやってくれないかと、美術館から依頼されました。おそれおおいことでしたが、尊敬する偉大なデザイナーの作品に触れ、それらがなぜそんなに魅力を放っているのかを考えてみるいい機会だと思い、お引き受けすることにしました。(本文より)
d long life design 14号の執筆陣
かわかみ のりこ
ジャーナリスト 1963年生まれ。社会科学、ジャーナリズムを専攻していた大学時代にデザインや建築の世界に興味を持つ。デザイン誌『AXIS」編集部を経て1993年よりフリー。国内外の新聞や雑誌にデザインやアートに関して執筆中。著書に「Realising Design」(TOTO出版)他。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/noriko-k/
つちだ まりこ
1959年生まれ。OLを経験後、テキスタイルプランナー・新井淳一氏に師事。1988年日本デザインコミッティーに勤務。現在、同事務局長。
やまもと まさや
デザインジャーナリスト。1961年生まれ。メーカー宣伝部、デザイン書籍編集部、月刊デザイン誌「FP」副編集長を経て93年よりフリー。日本でのジャーナリズムの立ち位置に悩み、41歳でミズーリ州立大学に留学。帰国後は「デザインジャーナリズム」の確率を目指して活動。著書に『"インハウスデザイナー"は蔑称か』(ラトルズ)
あきた みちお
プロダクトデザイナー。1953年、大阪生まれ。愛知県立芸術大学卒業。ケンウッド・ソニーを経て88年よりフリー。
ふかさわ なおと
1956年 山梨県生まれ。米国IDEO、IDEO日本支社代表を経て、2003年Naoto Fukasawa Designを設立。国内大手企業の製品デザインやコンサルティングを手がけるほか、B&B ITALIA、Boffi、Driade、Danese、Magis、Artemide、Swedeseなどのイタリア、ドイツ、北欧のブランドのデザインも手がけている。著書に「デザインの輪郭」TOTO出版、「Naoto Fukasawa」英国Phaidon社など。
きむら ゆうこ
文筆家。1975年生まれ。東京・阿佐ヶ谷在住。
著書に『京都カフェ案内』『東京骨董スタイル』(平凡社)『わたしの文房具』(KKベストセラーズ)などがある。
ながおか けんめい
1965年 北海道生まれ。'90年日本デザインセンター入社。'91年 原デザイン研究室(現 研究所)設立に参加。'97年 モーショングラフィックス展、2000年 D&DEPARTMENT PROJECTを開始。