2010年5月 7日 18:16更新
言葉や書きたいことは、次から次へと浮かぶのに、それを活字にしないといけないので、パソコンに向わなくてはならず、それがイヤで、なかなか日記が進みません。きっと、間違いなく、将来は思ったことが活字に自動になる脳内ソフトみたいなものが開発されるんだろうなと思う。
鹿児島にD&Dを作り、マルヤガーデンズという鹿児島天文館地区の商業ビルの仕事に関わらせてもらい、なにかと鹿児島に行くことが多くなり、そこで感じたのは、やはり「人」だ。日本じゅうをあっちこっち行っていて、いろんなものにも出会うけれど、やはり、その土地の「人」がどういう考えを持っているか、それが大きい。
47都道府県から毎年1度、ひとつのテーマでものを集め、日本を俯瞰で眺めてみる企画展「NIPPON VISION」は今年で3回目。今年は「トラベル」をテーマに、地域の観光がどうデザインで若返ったり、活気づいたり、また、わかりやすくなったりしている様子を確かめたく、スタッフ全員でいろんなものを集めた。
その結果、微妙ではあるけれど、「その土地のデザイン」というものの存在に触れることができて、少しホッとした。
何度か書いている僕の好きな話し。メルセデスベンツが一番似合う街は「ドイツ」だし、ルノーが一番似合う街はフランスだ。日本車はやはり、日本の街の造形の生態系からうまれた形だから、日本の風景に一番似合う車はと聞かれたら、僕は間違えなく「クラウン」と答える。あんなに繊細で完成された日本車はないと思う。
普段、なにげなく、また、もしかしたら見向きもしない自分の土地の伝統文化などにまつわる形、色、文字などの要素が、若い地元のデザイナーによって生かされ、それらがその土地らしさを際立たせることになったら素敵だなと思う。