およそ半世紀にわたって日本の暮らしを見つめ、食卓に並ぶ器のデザインを考えつづけた、陶磁器デザイナー・森正洋。「日常の生活で使う器を考え、形を創り工場で生産することにより、多くの人々とともに共有し生活することに、デザインの喜びを感じる」。確たるポリシーのもとに生み出された彼のデザインは、多くが今も生産されつづけ、ロングライフ製品として愛されています。

1927年、佐賀県生まれ。1956年に白山陶器へ入社したのち、60年の「G型醤油さし」でのグッドデザイン賞受賞をはじめ、数々の国際的なデザイン賞を受賞する。1978年に同社を退社後、森正洋産業デザイン研究所を設立。広く後進の育成に励んだ。2005年、永眠。

森正洋が「ものをつくること」「デザイン」「生活」「社会」について語った、真摯で熱い85の言葉を選出。仕事をともにした白山陶器のスタッフや仕事仲間、教え子へのインタビューも掲載しました。生涯をかけて普遍的なデザインを生み出しつづけた森の、デザインに対する考えに触れる1冊です。

大ぶりで浅く、碗の内側が平らなお茶碗です。深めの茶碗には冷めにくい利点がありますが、暖房の発達した現代では料理が冷める心配が無いことからデザインされました。平形なのでかき込みやすく、内側の柄も楽しめます。

普通の茶碗よりも大きめ
一般的な茶碗が直径12cm、平形めし茶碗の直径は15cm。径が大きく平らな形をしています。

安定感のあるフォルム
茶碗の縁と底に指を当てると、ちょうど片手に収まる大きさ。持った時に安定します。

豊富な色柄バリエーション
長年の釉薬データを元に開発された、多彩な色柄。バリエーションは300種類に及びます。
ギフトとしてもおすすめです。
おすすめの2種類をペアにして、D&DEPARTMENTオリジナルのギフトボックスに納めました。
平めし茶碗について紹介している「ストーリーカード」を一緒に入れて、大切な方へお届けします。


指にフィットする形
上方にくびれがあるため、しっかりと握れます。また底が広いので置いた時に安定します(写真は大です)。

たれにくい注ぎ口
差し口の大きさや形、口を切る角度を調節しました。見た目も美しく衛生的に使えます。

出す量を調節できるフタ
フタのツマミ上部の空気穴に指を載せると、醤油が出てくるスピードを調節できます。

「飽きのこない、デザインが美しい器」という考えをもとに1973年に誕生したコーヒーセットで、カップとソーサーをセットした形でスタッキングが可能です。一度廃番になりましたが再販の要望が高く、近年復刻されました。
おつまみやデザートなどの盛り付けが映える、手のひらに収まるサイズの小鉢です。段々になった彫が温かみのある表情を生み出し、縁の茶色のラインが全体をきりっと引き締めます。洋食や中華などにも合います。
白山陶器の先代社長が食事を出前で済ませるスタッフを目にして、「陶磁器会社である以上、美しい器で食べなさい」と、店屋物を差し替える器としてつくらせた器です。白山陶器の定番として長年製作されています。
「森正洋・デザインのことば」巡回展を開催します。
「森正洋の言葉。デザインの言葉。」の発刊を記念して、「森正洋・デザインのことば」展がD&DEPARTMENT PROJECT全店を巡回します。森正洋の遺した言葉のパネルや直筆スケッチ画などを展示いたします。ぜひ足をお運びください。