D&Department

D&DEPARTMENT ネットショップへ

oketo

置戸町生涯学習 情報センター

  1. 自然の中の街が作った、暖炉のある図書館スペースを持つ生涯教育のための施設。

その図書館には暖炉がある。北海道の街だけあって、手仕事がきれいな木製の椅子がそれを囲む。その図書館は僕らがはるばる見学に来た「オケト クラフトセンター」の横にあった。センターを見学して、なんとなく気持ちのいい夏の少し汗ばむくらいの昼に、なんとなく建築家が関与した気配のある、工夫の見える建物が気になり、それが何か確かめようと中に入った。そこに、暖炉があった。最初は本屋さんかなとも思ったそこは、高い天井からシンプルな形の照明が無数にぶら下がって、図書館の緊張をやや商業っぽくほぐしている。建築家・益子一彦により、約3400人が住む置戸町の図書館として、2005年に建てられた。これまで4度の改装をして現在に至る。壁にはやまびこ号と名付けられた移動図書のバスの写真が、額縁に入れられて飾られている。常呂川に平行しており、川は残念ながら見えないけれど、大きな窓辺には、かわいらしいテーブル席や、カウンター席、それらに混じって子供用の部屋などがある。正直、この図書館と他の図書館の、いったい何が違うのかはわからない。周りに大きな建物のない開放的な環境なのか、窓の多さなのか。僕ら数人ともが思った同じこと。「近くに泊まって、ここに数日通いたい」。なぜ、そう思ったのかは、わからない。そこには、熱弁をふるう館長さんがいるという。その人の愛なのだろうとは思う。夏なのに、暖炉の周りに子供たちやお母さんの姿が見えた。わざわざ泊まりがけで行きたい謎をいつか解きに行きたい。(ナガオカケンメイ)

  • 北海道常呂郡置戸町置戸445-2
  • 0157-52-3202