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日本民藝館

  1. “デザイン都市”東京にある 「生活デザイン」の原点を見つめ直す場所。 情報、メディア、欲求、海外意識の集中する東京にある、形を生むことの原点を見直せる清浄作用のある場所。
  2. 柳宗理と、その父である宗悦の偉業を体感できる場所。 館長は柳宗悦(思想家)、そして濱田庄司(陶芸家)、柳宗理(プロダクトデザイナー)、小林陽太郎(実業家)と続き、2012年7月より深澤直人(プロダクトデザイナー)。
  3. “もの”が大好きな職員の愛に満ちた、心清められる気のある場所。 朝9時半から館内と庭の手入れ。平均年齢30代、勤続10年以上の、とにかく“もの”が大好きな職員による館。

日本じゅうの民藝運動の中心 あなたがデザイナーだったとしましょう。何か、みんなの生活のための、形ある物をつくろうとする。世界万国に通用する機能と美しさを持った素晴らしい物を生み出したい。そんな時、生活美や〝もの〟の思想、脈々と受け継がれるべき大切なことと、どんな方法で向き合い、その重要な仕事をやり遂げますか? その答えが、「日本民藝館」だと思う。〝民藝〟とは「民衆的工藝品」の略。今のようにメディアが〝もの〟の価値を決めてしまいがちな世の中にあって、昭和の初めに下手物と呼ばれていた作者もわからない田舎の風土が作った物やその形を「美しい」と評価し、そこに生活の本質を見いだそうと思想家・柳宗悦らによって誕生した、民藝運動。その審美眼によって集められた陶磁器、染織品、木漆工品、絵画、金工品、編組品など新古工芸品約17000点が収蔵されている。また、「日本民藝館展」として一般公募形式で、生活美を備えた手仕事の工芸品に賞を贈り、展示・販売する。本館の一部の〝旧館〟は、柳宗悦自らが「和の意匠」を、日本らしさを強く意識して設計し、囲む石塀と共に国の登録有形文化財に指定された。順路も解説も殆どなく、1936年から生活雑器などの美しさを見せ続け、それを読み取ることに対峙させてくれる。デザインに不必要な威厳や飾りつけを付与し過ぎた現代の私たちは、この場所で大いにリフレッシュされるべきだ。(ナガオカケンメイ)

※掲載情報は、『d design travel TOKYO』制作時点(2012年8月)のものとなります。