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ミタテ

  1. 和と東京と暮らしのディレクター山田節子さんの集大成。 松屋銀座などの企画を経験した彼女が、商品セレクトから贈り方提案まで自らも行う、東京を代表するギフトショップ。
  2. 生活の要である「水」廻りの上質な手仕事品が揃う日本の最先端クラフト店。 実用品としての品質だけでなく、広い日本の手仕事ネットワークによる上質さがある店。
  3. 暑そうなお客さんには冷水を出すなど、東京のショップが忘れかけている接客がある場所。 お客さんとの距離間を強く意識した、現代版民芸店。

東京の粋を今に継ぐ、山田節子さんが演出する店 かつては水都だった東京で水廻りの粋が買える店、そして、日本の現代美術作家やデザイナーたちが、海外への贈り物を探しにくる店「ミタテ」。水廻り製品の製造・輸入・販売会社「リラインス」が水をテーマに2004年に建設したギャラリー、ショールームなどの複合施設「ル・ベイン」の一階にある。ディレクターは〝東京のキーパーソン〟山田節子さん。「水廻りの文化」をコンセプトに商品企画からスタッフ教育、接客までを自らも行っている。松屋銀座を舞台に「ギフティング」(1984)などを展開した山田さんの集大成とも言えるこの場所は、商品選定はもちろん、ギャラリーと連動させての見せ方、もてなし方も面白い。「これは実験よ」と、5名のスタッフと一緒に、普通ではありえない商品を売り場に置いてみたりもする。水廻り日用品の実用性に、女性の、そして、東京的発想、ドイツマイスターに見る高品質性、日本人が忘れかけている美しい所作などの一つ一つがミックスされ、贈り物品店として確固たる位置を占め、海外への手みやげ品を買う店として注目され続けている。漆物が売れなくなり、畳に座らなくなった日本人に、生活の要とも言える「水廻り」の道具の素材や使い方、手入れなどの提案を通じて、ただ、あればいい、安ければいいという現代生活に上品に檄を飛ばす、実は決意と粋がある、東京を代表する売り場である。(ナガオカケンメイ)

※掲載情報は、『d design travel TOKYO』制作時点(2012年8月)のものとなります。